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キッチン担当サカモトがお届けする「公園通りでプチ・トリップ」第3弾は、「旬のフルーツと生ハムとブロッコリーのサラダ」です。
いちごの季節が終わり、グレープフルーツを使用しました。フレッシュなグレープフルーツと生ハムとブロッコリー、レモン風味のオリーヴ・オイルとカッテージ・チーズとディルやミントを使ったドレッシングで、さわやかな夏の訪れを感じさせる味わいです。
キッチンのスタッフと試食したときも「身体が求めてるなぁ」と実感。
バランスのとれた食生活ってなかなか難しいけど、一皿で野菜と果物、タンパク質と乳製品までとれちゃううれしい一品です。
グレープフルーツを思わせる冷えた白ワイン「ヴーヴレイ・セック」と前菜にこのみずみずしいサラダをあわせたら……と想像したら、ちょっと完璧かも。
そして、オノ・ヨーコさんの「グレープフルーツ・ジュース」を久々に読んでみたサカモトでした。
旬のフルーツと生ハムとブロッコリーのサラダ \780
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梅雨空が続く中で合間に見える晴れた日に夏の近づきを感じるこの頃ですが、そんな季節に夏を先取りするような、ふくよかで親しみやすい酸味とグレープフルーツのような果実味が心地よいフランスのロワール地方の白ワイン、ヴーヴレイ・セックを紹介します。
長らく旧5Fカフェ・アプレミディのグラス・ワインとしてメニュー・リストに載ってましたが、人気もとても高く、夏に向けて前回紹介したロンコ・セヴェロに替わるグラス・ワインとして新たにメニューに加わりました。
シュナン・ブラン種を使った爽やかな味わいはサラダやチーズにもよく合います。口当たりのイメージと重なるようなレモン・イエローのキャップ部のラベルも鮮やかです。
ヴーヴレイ・セック'07(グラス \880/カラフェ \2,940)
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キッチン担当サカモトがお届けする「公園通りでプチ・トリップ」第2弾メニューは、トマト・モッツァレラ・バジルのカプリ風「フルーツトマトのカプレーゼ」を紹介します。
カプレーゼの主役はやっぱりトマト。ギリギリまで潅水を抑え、通常の1/3の大きさでうまみや甘みを凝縮した「アメーラ」という品種のフルーツトマトを使っています。これが本当に美味しいのです。このトマトは、野菜ソムリエが選ぶ第1位にも選ばれたことがあるそうですよ。
脇を固めるのは北海道の生乳から作られたモッツァレラチーズ、太陽の味がしそうなフレッシュバジル。それぞれの持ち味を活かすようにエキストラ・ヴァージンのオリーヴ・オイルでシンプルに仕立てています。シャンパンや白ワインにもとてもよく合うと思いますよ。
某有名企業の面接試験には、「あなたが野菜だったら何だと思いますか?」という質問があるらしいです。自分は茄子かトマトかなぁ、などと考えていたのですが、水を与えられないトマトが甘くなる、というのを知っても、やっぱり私は水が欲しいなぁと思ったサカモトでした。
フルーツトマトのカプレーゼ \780
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爽やかな初夏の陽射しが気持ちよいこの時期。これからますます人気が出てくる白ワインですが、今回はただいまグラスワインの中に加えているロンコ・セヴェロを紹介します。
イタリアはフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、ピノ・グリージョ種を使っていて、白といっても果皮自体に色がついているため、ロゼのようなサーモン・オレンジがかった色合いになります。口当たりはやさしくなめらかで、まろみがあり、味わいはナチュラルです。
軽やかな果実味が口いっぱいに広がるフルーティーさとほどよい酸味が調和したキュートなロンコ・セヴェロ。ぜひ飲みにいらしてください。
ロンコ・セヴェロ'06(グラス \880/カラフェ \2,940)
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はじめまして。
日本のスウェーデン@仙台から来ました、新しいキッチン担当のサカモトです。
東京は毎日、夏のような陽気が続いていますね。
30度以上になる常夏気分の厨房からお届けする新しいメニュー「シーフードと野菜のタイ風ココナッツカレー」をご紹介します。
ココナッツミルクとタイカレーペーストの他に15種類のスパイスを独自に配合し、何度か改良を加え、鱈、海老、ホタテが入って今の形になりました。
モチッとしたベーグルをナンの代わりにするもよし、しっかりライスでゴハンするのもよし。
ランチタイムからディナータイムまで楽しめますので、この機会にぜひご賞味ください。
公園通りから、プチ・トリップ。
シーフードと野菜のタイ風ココナッツカレー(ライスorベーグル付き) \950(さらにランチタイムのみサラダとドリンク付き)
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カフェ・アプレミディでは他のカフェと比べてお酒がよくでます。カフェといいながら夜はやはり飲んべえたちを納得させるお店でありたいと思います。僕自身の嗜好もあり、リニューアル後はワインに力を入れていきたいと思っていますが、以前からオリジナル・カクテル・メニューもいくつか用意していて、“Cocktail for Apres-midi”はとても人気がありました。
その中でも定番でありながら酒好きを納得させるレシピにこだわってるものがあります。今回まず紹介したいのは1915年にシンガポールのラッフルズ・ホテルで考案されたというシンガポール・スリングです。イギリスの文豪サマセット・モームが“東洋の神秘”と称えた、世界一美しいと言われるシンガポールの夕焼けを表現したカクテルとのことです。
カクテルはお店でレシピが違うことがままあります。だからぼくはよく知らない店でお酒を頼むときはワインとカクテルに関しては慎重です。グラスワインを頼んでがっかりしたり、カクテルを頼んでジュースみたいと感じたりということが何度もあるからです。
アプレミディのシンガポール・スリングのレシピは、ラッフルズ・ホテルのオリジナルのレシピを元にしています。そういえば以前カフェ・アプレミディにいらしたバー・マニアなお客さんが、ラッフルズ・ホテルに行ったときにシンガポール・スリングを頼んだら、フルーツがいっぱい飾られたトロピカル・カクテルが出てきたと言っていました。本場のものでさえ変化してるくらいなので、異国のお店でいろいろレシピが変わるのは仕方ないんでしょうが、逆に遠くからイメージを膨らませてる立場の方が純化したりするのではという気もします。イギリス人のソウル・ミュージックに対する想いや、日本人のボサノヴァに対する想いみたいなものでしょうか、と言うと少々言いすぎな気もしますが。ぜひ飲みにいらしてください。
シンガポールスリング \880
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いつのまにか陽が暮れるのもすっかり遅くなりました。
木々も葉を茂らせ、その合間からこぼれる陽射しはとても美しく、僕を清々しい気持ちへといざなってくれます。
そんな優しい風景のこの時期に、ほんのり甘い香りとともに木いっぱいに愛らしい黄色い小さな花を咲かせる木があります。今回ご紹介するソケイです。中国茶としておなじみのジャスミンの種類で、香りもよく似ています。
花は、虫に見つけてもらうためにいろいろ思考を凝らしているようで、その鮮やかな色や香りもそのためにあると言われています。
白という色は虫には見えづらい色のようで、そのため香りも強いケースが多いようです。
ジャスミンは白い花を咲かせるのに対し、ソケイは黄色い花を咲かせるため、ジャスミンより香りは弱いようです。
でも、そのほのかな香りが僕はとても好きです。それは、夏の陽射しとは違って優しく、でもその芯は強く、そう、まさに今の季節のような香りなのです。
新しくリニューアルしたカフェ・アプレミディに、ソケイの香りのように優しくほのかに、そして芯は強くあって欲しいと思いを込めて生けました。
種:モクセイ科ソケイ属
開花時期:5月〜6月
原産地:ヒマラヤ
花言葉:恩恵
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がっつり食べたい僕のような人間には嬉しいヴォリューム感の新メニューがアプレミディ・グラン・クリュに登場! スパイシーな香りにそそられる鶏料理で、オレガノやローズマリーといったハーブに黒胡椒も効いた赤ワイン煮込みのトマトソース仕立て。ライスやパンと一緒にランチにいただくのもいいし、もちろん友だちとシェアしてビールやワインのお供にもばっちり。最近は偽装草食と言われる僕も大推薦です。ぜひ皆さんも食べにきてください!
鶏胸肉の赤ワインハーブ煮込みトマトソース仕立て \950
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パスタを食べているとやっぱりイタリアの赤ワインが飲みたくなってしまいます。それも太陽に恵まれたトスカーナ地方のしっかりとした果実味のサンジョヴェーゼ種です。今回のグラン・クリュ通信は、リースナブルな上にとても美味しいフォンテルートリという造り手のキャンティ・クラッシコです。フレンチオーク樽12か月熟成からくるしっかりとした樽香が特徴で、飲み応えのあるパワフルな味わいです。魚介などを使った少し酸味の効いたトマトソースのパスタなんかにも最高に合うと思います。また、今までパスタをお出ししていなかったお店のティータイムの時間帯(16:00〜18:00)にも、今月からパスタをお出しできるようになりましたので、夕方のお時間にもお気軽にパスタとグラスワインをお楽しみください!
キャンティ・クラッシコ フォンテルートリ(グラス \950)
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人類に最初に火をもたらしたときに、太陽の馬車からウイキョウの茎に火を移しとった(ギリシャ神話)──。料理をする方には、フェンネルと言ったほうが馴染み深いでしょうか? このウイキョウ、ギリシャ神話に登場するほど、古くからある植物です。
実に心地よい陽射しが降り注ぎ、若葉のグリーンが美しいこの頃。ふと目にする植物の黄色い色になぜか心癒され、気がつくとウイキョウを手にしていました。街で見かける美しい黄色は若葉のグリーンと相まって、より美しい輝きを放つように思えます。そこで、黄色とグリーンのコントラストの美しさをより意識して花材を選び、生けました。
学名:Foeniculum vulgare
種:セリ科ウイキョウ属
原産国:地中海沿岸
開花時期:6月〜7月
花言葉:賞賛
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ワインを飲みに行くと、必ず頼んでしまうメニューってありませんか? 僕の場合はトリッパの煮込みがそれなんです。そんな僕の好みに応えてくれたのか、新しくアプレミディ・グラン・クリュに登場するのがこのひと皿。しかも野菜たっぷりでヘルシー、爽やかささえ感じるフレッシュなトマトソースが美味しいから最後の一滴までバゲットにつけてすくってしまう。トリッパの食感も最高なのは言うまでもなく、下ゆで2時間とローズマリー風味で全くくさみなし。パルミジャーノとエクストラヴァージンで仕上げた上品な味わいで、最近アプレミディ・グラン・クリュで出しているグラスワインで僕がいちばんのお気に入り、優しい果実味とまったりとしたコクのシャトー・ラ・クロワ・サンテステフ'06(¥950/フランス・ボルドー/カべルネ・ソーヴィニヨン60%メルロー40%)との相性も抜群です!
牛トリッパのトマト煮込み \840
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最近は他のお店に出かけても、南仏のビオワインばかり飲んでいて、ピノ・ノワール種は久しぶりな感じがしますが、アプレミディ・グラン・クリュのグラスワインとしてお出しできそうな、安くて美味しいピノ・ノワール種の赤ワインを見つけました! 産地は今まであまり目を向けることがなかったカリフォルニアです。
カリフォルニアのピノ・ノワール種は濃くて重いという印象がありますが、このオー・ボン・クリマというワイナリーが造るワインは、まさに果実の凝縮感。濃さとは違うピチピチな旨みが詰まっています。ブルゴーニュでこの味わいだったら、価格は3倍くらいしてしまうかもしれないです。ぜひご来店いただき、春にピッタリなこのピノ・ノワールをお試しください!
オー・ボン・クリマ サンタマリア ピノ・ノワール'07 グラス(¥950)
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暖かい陽射しに不思議と笑みがこぼれる。どこからともなく、やわらかい風に乗ってサクラ吹雪が舞う。ふと、目線を上げると、これでもかと、サクラが咲き誇る。ああ。こんなところにも。サクラは、本当に多く植えられていますよね。
散りゆく姿も美しい。花は数あるけれども、散りゆく様がこれほど美しい花は、サクラぐらいのものですよね。終わることに人々が魅了される、不思議なものです。しかし、それもひとつの部分で、サクラはその後も葉を出し、育ち、秋、葉もまた散り行きます。
ケイオウザクラは、他の品種に比べ少しこぶりで、ほのかにピンク色に染まった美しい花を咲かせます。花自体の美しさは数あるサクラの品種の中でも一番といっても過言ではないと思います。
その花が本来持つ美しさをそのままに、花から葉桜に至るまで長く飾ることにしました。
ケイオウザクラ
種:バラ科サクラ属
原産地:日本
開花時期:3月
花言葉:精神美
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暖かい陽射しに不思議と笑みがこぼれる。どこからともなく、やわらかい風に乗ってサクラ吹雪が舞う。ふと、目線を上げると、これでもかと、サクラが咲き誇る。ああ。こんなところにも。サクラは、本当に多く植えられていますよね。
散りゆく姿も美しい。花は数あるけれども、散りゆく様がこれほど美しい花は、サクラぐらいのものですよね。終わることに人々が魅了される、不思議なものです。しかし、それもひとつの部分で、サクラはその後も葉を出し、育ち、秋、葉もまた散り行きます。
ケイオウザクラは、他の品種に比べ少しこぶりで、ほのかにピンク色に染まった美しい花を咲かせます。花自体の美しさは数あるサクラの品種の中でも一番といっても過言ではないと思います。
その花が本来持つ美しさをそのままに、花から葉桜に至るまで長く飾ることにしました。
ケイオウザクラ
種:バラ科サクラ属
原産地:日本
開花時期:3月
花言葉:精神美
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今回のグラン・クリュ通信は、桜の季節にピッタリな白ワインのご紹介です。
フランス・ブルゴーニュ地方のムルソーやモンラッシュでとても有名な生産者、オリヴィエ・ルフレーヴのACブルゴーニュです。
グラス\840、フルボトル\4,800とかなりリーズナブルでありながらも、シャルドネ種らしいキリッとした酸味とリンゴのようなほのかな甘みが心地よい白ワインです。ミネラルやヴォリューム感というよりはすっきりとした上品な味わいですが、何か全体的なバランスの良さがあり、生産者の実力を感じるとても素晴らしいワインです。お花見気分で昼間から飲むのにまさにピッタリ! ぜひお試しください!
ブルゴーニュ・ブラン レセティエ(グラス\840/フルボトル \4,800)
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アプレミディ・グラン・クリュでは季節に合わせてチーズの盛り合わせをご用意しています。フレッシュやウォッシュ、ハードに白カビや青カビと様々なタイプがありますが、僕が一番好きなのは、スタンダードですがエポワスというウォッシュのチーズです。お店では、冬の代表的なチーズ、モンドールが終了して春の始まりから登場します。
ブルゴーニュ産らしく、ワインの搾りかすから造られる蒸留酒マールを加えた塩水で表面を洗いながら熟成され、表皮はきれいなオレンジ色になります。中身はねっとり濃厚、後味には上品な甘さが感じられる独特な味わいは、一度食べたらもう病みつきです。
赤ワインはもちろんですが、今回の酒コーナーでご紹介したブルゴーニュ地方のシャルドネ種にも、とても相性がよくマッチすると思います。
もう一つ春におすすめのチーズは、白カビのフレッシュチーズ、デリス・ド・ブルゴーニュです。こちらもフランス・ブルゴーニュ産の白カビの上品な風味と、レアチーズ・ケーキのようなしっとりとした食感が、デザート感覚でお召し上がりいただける爽やかな味わいです。
ぜひこのお花見の季節に、ワインとチーズをアプレミディ・グラン・クリュでお楽しみください!
チーズの盛り合わせ \1,050〜
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冬の冷たい風が過ぎ、春の温かな風が吹き始め、気持ちの良い季節のスタートを最近感じています。
出会い・別れ、新たな旅立ちの時期。この時期に是非ご紹介したいのは、私がアプレミディ・グラン・クリュに初めて来た日に食べた出会いの味、「小海老とインゲンと紅心大根のリングイネ ジェノヴェーゼソース」です。
ジェノヴェーゼソースは、バジルの葉・松の実などをペーストにした、風味豊かな味です。作るときには、特徴であるグリーンの鮮やかさを保つことを心掛けています。この色鮮やかな季節にピッタリではないでしょうか。
みなさんの新たな旅立ちとアプレミディとの出会いの一皿になっていただければと思いながら、お作りしてお待ちしております。
小海老とインゲンと紅心大根のリングイネ ジェノヴェーゼソース \1,260
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今回のグラン・クリュ通信は、お店のワインリストの中から春にピッタリな白ワインをご紹介いたします。僕の大好きなイタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の白ワインの銘手イエルマンが手がけるヴィナエ '06です。
その州の土着品種トカイ・フリアーノと、スロヴェニア土着品種リボッラ・ジャッラとリースリングの混醸は、イエルマンが得意とする土着品種の特徴を生かしたとてもイタリアらしいワインです。白桃やりんごの蜜などの甘い香りと、活き活きとした酸味とコクのバランスがとても印象的な、この時季にとても美味しい爽やかな味わいです。
最近自分が好んで飲んでいた白ワインは、濁ったようなビオワインばかりでしたので、こういうイタリアの正統派ワインの実力がとても新鮮に感じられました。このワイン、普段はグラスではお出しできないのですが、春のワインフェアとして、3月末までグラスにてお出しいたしますので、ぜひお気軽にお楽しみください!
ヴィナエ '06(グラス \950/フルボトル \6,300)
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街を歩いていると、暖かい陽射しが降り注ぎ、やわらかい風が吹きぬける。青空にコブシの白い花が美しく映え、サクラもちらほらと花開いている。すっかり春なんだなと改めて知らされる思いです。
この季節に思いを寄せて考えてみる。
希望にあふれて夢馳せていたとき、別れに寂しさを覚えていたとき、振り返ってみると、寂しがりやだった僕はいつも後者だった気がします。
未練。
そこに思いを残す。弱い人間の生み出すもの?
わかりません。
人間は本来、瞬間瞬間に爆発しつづけるべきだ。その瞬間にベストを尽くすこと。現在に、強烈にひらくべきだ。未練がましくある必要はないのだ。(岡本太郎)
強い思いを持つ人にとっては、そうではないんでしょうか?
わかりません。
美しい曲線を描いたキュウイのつるに可憐なシレネを合わせこの時期に何度も抱いていたあの思いに懐かしさも込めて……。
シレネ・サクラコマチ
学名:silene armeria L
種:ナデシコ科シレネ属
原産地:ヨーロッパ南部
開花時期:3月下旬〜5月
花言葉:未練
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佐藤シェフに代わり、グラン・クリュ通信初登場の橋本徹です。今回は最近の僕の大好物をひとつ。
それは「蝦夷鹿のラグーソースのフッジリーニ」。個人的にはワインのお供にすることが多いショート・パスタの中で、フッジリーニはヴォリューム抜群なのが嬉しく(超アルデンテが好みです)、主食としてはもちろん、みんなでシェアしてつまみながら、なんてときにも、いつもフォークが止まらなくなってしまいます。もともとジビエ好きの僕ですが、この佐藤さんが仕込んだ蝦夷鹿のラグーソースは、ローズマリーを始めとするハーブの香りも最高のバランスで、鹿が好んで食べるというジュニパーベリーをスパイスに使うことで、誰にでも食べやすく、かつジビエ好きを満足させる美味しさになっていると思います。
定番のクラレット(ボルドー・ワイン)に合うことは言うまでもなく、我らがソムリエ一之瀬直貴がこのところ大プッシュしているブルガリア・ワイン、エニーラとの相性も絶品! ジビエ・シーズンはもう終わりなので、季節的にお出しできるのは3月上旬まで、とのことですが、ぜひお早めにお召し上がりください。
蝦夷鹿のラグーソースのフッジリーニ \1,470
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今回のグラン・クリュ通信は、グラスでお出ししている驚くほど美味しいブルガリア・ワインの紹介です。エニーラという赤ワインです。
先日、いろいろなワインの資料をあさっていたら、「ボルドー地方、サンテミリオンの一流生産者ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵が、フランスより1700年も前からワイン造りを行っているブルガリアに目を付け、2001年から畑仕事や醸造すべてをボルドー・スタイルと同じ哲学をもって手がけている注目ワイン」という記事を見つけ、気になって試飲してみたら、この低価格でこの美味しさはあり得ないと感動してしまい、ぜひこれはお店のグラスワインとしてお出ししたいと思いました。メルロー種主体の完熟した黒ベリーの香りと果実味がとても心地よく、何杯飲んでも飽きることのない味わいです。
ここ数年、お店で\950でお出ししているグラスワインの中でも間違いなくトップレベルのコスト・パフォーマンスだと思いますし、何といってもいちばんおかわり率が高いのです。他のブルガリア・ワインも飲んでみたいと興味が広がり、とても楽しい経験ができました。
このワイン、最近いろいろなワイン専門誌に取り上げられていて品薄のため、少量入荷となっております。ぜひお見逃しなく!
エニーラ '06(グラス \950/フルボトル \4,830)
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「まねをするなら、出所をはっきりとちゃんとまねをしろ」
ある夜の話。
最近よく耳にする自然派ワインが飲める店に初めて行ったときに写真家・ホンマタカシさんに出会い、酔っ払った勢いでそんな話を聞いたんです。
その言葉がとても印象に残っていて、僕もちゃんと真似してみたいって思ったんです。真似といっても何を真似しようか、そう思ったとき、ひらめいたんです。自然に植物が自生しているその姿をぜひ真似てみたいと。
クリスマスローズは、薄暗く、ジメジメした森の中、大きな木々のその下にひっそりと自生しています。日本でいえばマツタケが生えてるような、そんな雰囲気の場所です。雑草が生えるように、一面にひっそりと下に顔を向けて咲きます。
なぜこんなにきれいな花が下を向いて咲いているのか、不思議だったんですが、自生地を知ることで納得できました。つまり、その必要がなかったんです。直射日光が当たるような場所ではなく、森の中に咲くこの花は、太陽に向かって咲く必要がないからです。それはまるで、自分の美しさに気がついていない、シンデレラのように思えます。でもだからこそ、その美しさに一度魅了されると、虜になってしまう人が多い植物であるのかも知れません。
苔が張った木の下、今はまだその美しさに気づかず、ひっそりと咲くクリスマスローズ。
そこに偶然降り注いだクリスマスローズを照らす光は、大地で見るのと違って神々しく。それはまるでシンデレラを迎えに来たカボチャの馬車のようでした。
学名:Helleborus orientails
種:キンポウゲ科クリスマスローズ属
原産国:ヨーロッパから中国山岳部
開花時期:12月から4月
花言葉:なぐさめ
※アプレミディ・グラン・クリュ井上揚平とアプレミディ・セレソン武田誠による連載コラム「花と音楽のある暮らし」が、マガジンハウスのウェブサイトhttp://webdacapo.magazineworld.jp/column/4808/に掲載されていますので、ぜひご覧ください!
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アプレミディ・グラン・クリュでは、いつもご利用いただいているお客様への感謝の気持ちを込めて、2/26(木)19:00 から23:00の間にご来店のお客様を対象にワイン会を開催いたします! お店のワインリストをより知っていただき、実際にワインを味わい楽しんでいただくための会です(もちろん当日は通常通りのご利用も可能です)。\3,000で白・ロゼ・赤と計6種を6杯、普段はなかなかグラスでお出しできない、高額ワインを数多くテイスティングしていただけるという、かなりお得な内容となっております。○○地方の○○品種の飲み比べなどのような産地や品種だけにこだわるのではなく、色々な国や品種のワインを順に全種類通してお飲みいただくときのコースの流れを重視したセレクトを心がけています。もちろんフードメニューも通常通りご用意し、着席にてお楽しみいただけます。平日の夜ですが、ワイン好きな方はぜひアプレミディ・グラン・クリュにお集まりください! ご予約も承っております(TEL 03-5428-5121)。
さて、今回のグラン・クリュ通信は、ワイン会にもお出しする予定の白ワインをご紹介いたします。イタリア・アブルッツォ州の造り手、マラミエーロのシャルドネ種です。
多分ブラインドで飲んでも品種を言い当てられる方は少ないと思うくらいの、かなり個性的な味わいは、まるで辛口の高級シェリーのようです。
シャルドネ種の常識を覆されますが、バターのようなしっかりとしたコクがあり、その美味しさはズバ抜けています。なんと'98ヴィンテージは、ブリュッセルのワインコンクールで世界No.1の白ワインという栄誉を獲得するくらい、ものすごい評価を得ています。
このワインをグラスで飲めるのは、そう滅多にないことだと思います。他にも面白いワインをご用意いたしますので、2/26のワイン会をぜひお見逃しなく!
プンタ・ディ・コーレ '05(ボトル \7,350)
※2/26はグラスでお楽しみいただけます!
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今回のグラン・クリュ通信は、フランス・ブルターニュの地方菓子「ファーブルトン」を紹介したいと思います。
この「ファーブルトン」、食感がなんといってもたまらないんです。ブルターニュ特産のバターをたっぷり使って、表面はカリッと、中はもちっとしたブルターニュならではの焼き菓子です。
「ファーブルトン」のブルトンとは、ブルトン語といって、ブルターニュの昔名前なんです。 以前、知り合いのマリーと、リュックのブルターニュのお家を訪ねたことがあり、地元の人が集まるオーガニックの市場に連れていってもらったことがありました。
あまりバターを口にしないマリーが「ここのバターは、おいしいわよ!」といって、ごちそうしてくださったバターの味が、本当においしくて忘れられないんです。チーズのように濃厚で、ブルターニュの塩味がまた、たまらない……。
そんなバターと、ラム酒に漬けたプルーンをまるごと1個入れた、その土地ならではの地方菓子です。
私にとって、この「ファーブルトン」という響きは、ブルターニュの潮風とマリーの顔を想い出す焼き菓子なんです。
ファーブルトン \530
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赤ちゃんを包み込むような、その優しい風にもう春なんだな、なんて油断していると、冷たい厳しい風が吹き抜ける。そして、今日は春時雨。それでも時は流れ、春へと近づいていきます。
そこで今回は、春にスポットを当てて生けてみようと思います。
春についてよくよく考えてみると、それは実にいろいろとあります。そこで、俳句の季語からヒントをもらうことにしました。季語について調べてみると、人々が何をもって春を感じていたかを知ることができます。風、虹、月。植物の芽吹き、開花や実り。それにツバメや蛙など、生き物の動き。行事、それにまつわる物や人と、もう本当にさまざまです。時代が流れても、人が感じることって大きくは変わらないことがよく分かります。それとともに、僕が気づかないようなことに春を感じている人もたくさんいるんだと分かりました。
市場で出会ったかわいく芽吹いたリョウブの枝もの。その芽吹きは、僕にとってまさに春そのものです。そしてそこに、春風が吹きぬける情景をより意識として加えるために、大地より芽吹くゼンマイの力強さをプラスして、生けてみました。
リョウブ
学名:Clethra barbinervis
種:リョウブ科リョウブ属
原産地:北海道南部から九州、朝鮮半島
開花時期:7月
花言葉:くつろぎ
※アプレミディ・グラン・クリュ井上揚平とアプレミディ・セレソン武田誠による連載コラム「花と音楽のある暮らし」が、マガジンハウスのウェブサイト http://webdacapo.magazineworld.jp/column/4386/に掲載されていますので、ぜひご覧ください!
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手袋なしではいられない季節になりましたが、女の子は、チョコレートを贈る人のことを想う気持ちで、心は温かいのかもしれません。
アプレミディ・グラン・クリュでご用意しているヴァレンタインまでの期間限定チョコレートケーキは、chocolat lourd(ショコラ・ルー)という、半生の焼菓子です。
lourd(ルー)とは、フランス語で“濃厚な”というような意味。名前の通り、濃厚なチョコレートが凝縮された食べごたえのあるケーキです。ガナッシュを一度、冷蔵庫で冷やし、少し湯せんと高温のオーヴンでさっと焼き、中はあくまでも半生状態。なかなか不思議な作り方をする、とても美味しいケーキなんです。
このヴァレンタインの時期に、ぜひお召し上がりにご来店ください。
chocolat lourd ショコラ・ルー \730
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2月のイヴェントといえば、やっぱりヴァレンタインですね。今年もアプレミディ・グラン・クリュでは2/10〜2/15限定で、自家製のチョコレートとスペシャルなデザートワインのセットメニューをご用意いたします!
デザートワインは僕は断然イタリア・ヴェネト州のレチョートが、その土地ならではの旨味が溶けていて、一番のお気に入りですが、今回はマージ社という造り手の赤のレチョートを選びました。ブドウ品種は、イタリア三大高級ワインの一つ、“アマローネ”を生み出すコルヴィーナです。色は紫がかった濃いルビー色、チョコレートやブラックベリーなどの華やかな香りと、しっかりとした樽香が心地よく、とても上品なデザートワインです。濃厚でありながらも、さらっとした優しい口当りも美味しさのポイントです。普段はチョコレートをあまり食べない僕でも、食後にこのワインを飲むとチョコレートが真っ先に欲しくなってしまうくらい、相性は抜群だと思います。ぜひ楽しみにご来店ください!
レチョート・ヴァルポリチェッラ・アマービレ '04(グラス\950)
自家製チョコレートとのセット(\1,470)
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それは、偶然入ったカフェで出会いました。
このまま家に帰ったら寝てしまうとたまたま立ち寄ったカフェ、いつものように、コーヒーを頼んでとりあえず一服。すると目に飛び込んできたガラス越しに浮かび上がった植物の影。
これだ! と叫びたくなるような感動的な日常の出会いでした。そこで今回は、この影にスポットを当てて生けてみようと思います。
それにしても、本当に寒い日々が続きます。春が待ち遠しいばかりです。冬の風というのは、実に冷たく悲しい音を奏でるものです。その音に僕は、寂しさを覚えます。影もどちらかというと寂しいイメージのものですよね。しかし、よく考えてみると、影は、その向こうに、常に明るい光を存在させています。そう考えると影というのは、明るく照らされた、そのものの、もうひとつの形でもあるんです。そうそこには、希望の光が存在しているのです。厳しい冬であるからこそ、影を見て、その向こうにある希望の光を想像したいと思うのです。
怠け者の僕なんかは、いっそ冬眠でもできたらなんて思ってしまうものですが……。
市場で見つけた瞬間、コブシのこまやかで独特な存在感のある枝ぶりに魅了されました。その枝別れの美しさは、自然が作り出したアートといっても過言ではありません。
街中で目にするたびに、立ち止まって見上げてしまうほどの美しい枝ぶりは、まさに今回のテーマ、影を作り出す花材として、ぴったりの存在です。
また、コブシは、むかしから、農家の人々の生活に深く根付いた存在で、コブシの花が咲くころから田植えを始めたり、花の咲く向きで、豊作を祝ったりしていたようです。
そんなコブシの力強く、繊細な枝が作り出す影を思い描きながら、生けてみました。
もちろん器も影を意識して選びました。
コブシ
学名:magnolia kobus
種:モクレン科モクレン属
原産地:日本
開花時期:3月下旬〜4月上旬
花言葉:友情、友愛、自然の愛、信頼
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今年の冬は寒さが身に染みる気がします。心の不安を取り除いて、ホッとするひとときがあったらなぁと、最近思うのです。
2009年2回目のグラン・クリュ通信は、心も体も温まる野菜のポタージュを紹介します。今お出ししているものは、「5種類の葱と里芋のポタージュ」です。
この季節に美味しくなる葱を焦がさないようにじっくり炒め、里芋と一緒にブイヨンで煮ます。ここで、葱のうま味と甘味が引き出されるのです。あとは、ミキサーにかけて、牛乳でのばせば、出来上がり。 芯から冷えた体には、もってこいの前菜になるはずです。
ディナーメニューで、ご用意していますが、ランチメニューにも登場することがありますので、ぜひお店にお越しください!
5種類の葱と里芋のポタージュ ¥530
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肌寒い外に出る前に、もう少しからだを温めたいというときのおすすめワインは、常時3〜4種類グラスでお出ししているデザートワインです。今回はその中の一つ、イタリア・トスカーナ地方の伝統的な甘口白ワイン、ヴィンサントのご紹介です。
お店のワインリストの中の人気ワイン、シラー種100%のコルトーナシラーと同じ造り手のダレッサンドロです。現地トスカーナではクッキーを少し硬くしたようなビスコッティという名物お菓子をヴィンサントに浸したりして楽しむことも多いようですが、ちょっと塩気が強めのチーズとの相性も格別です。
きれいな透明感のある琥珀色と、熟れたアプリコットやシェリーを思わせる香りは優しいようでいて、飲むとインパクトのある甘みとコクのバランスが最高です。
トロリとした甘口ワインでも飲み疲れがなく、こんなにクイクイ飲めてしまうのは、逆に少し困ってしまいますが、今一番おすすめしたいデザートワインです。グラスでお気軽にどうぞ!
ヴィンサントマンツァーノ'00(グラス\1,050)
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厳しい冬。
マスコミは、悪いニュースを垂れ流し、政治家は、意味の分からない討論に時間を使う。企業は、おいしいエサを吊り下げて人々をせっせと働かせて首を切る。なんだか変なかんじ、嫌なかんじ。そんなときだから、ボケのように強い意思を持って花を咲かせてほしいと生けました。
ボケ。へんてこな名前。漢字で書くと木瓜。英語では、chaenomeles speciosa。chaenomelesは、ボケ属の意味で、ギリシャ語の「chaino+melon (開けた+リンゴ)」。speciosaは、美しい、華やかなという意味。そういわれてみると、リンゴのように真っ赤な美しい色の花。原産は中国。これも納得、たしかに少しオリエンタルな雰囲気。花言葉はというと、指導者、先駆者。ほかの花が咲きはじめるその前に咲くからか。また愛らしい花とは裏腹に幹は固くとても芯が強い印象。だからこの時期に咲く力を持っている。そして、僕に勇気を与えてくれます。
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新年あけましておめでとうございます。
昨年は、このグラン・クリュ通信をご愛読いただきまして、ありがとうございました。2008年のクリスマスには、たくさんのお客様に来ていただきまして、スタッフ一同、感謝しております。本年も、気持ちを新たにし、皆さんに喜んでいただけるサービスと料理を提供していきたいと思っております。
今年最初のグラン・クリュ通信は、当店で定番になっている、「パンプディング・ポム」です。旬のりんごをキャラメリゼし、シナモン風味の卵生地を吸ったブリオッシュが、どこか懐かしいような、ほっとするような味なんです。
おなかにも、心にも優しいデザートなので、年末やお正月で疲れた胃にはとてもいいと思います。ぜひお気軽にどうぞ!
パンプディング・ポム ¥680
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週に一度はワインの情報交換を欠かさないイタリアワインを心から愛している旧スタッフ、栗野くんの大好きな造り手マラミエーロのシャルドネ種プンタ・ディ・コーレは、彼が惚れこむ白ワインの一つですが、先日同じ造り手のアルターレという白ワインを一緒に飲み、その完成度の高さと美味しさに意気投合し、二人で大絶賛という感じでした。そしてこれはぜひ多くの方に飲んでいただきたいと思い、今回のグラン・クリュ通信でご紹介いたします。
トレッビアーノという品種から造られ、色はとても濃厚できれいな黄金色です。洋なしやアプリコットのような新鮮なフルーツの香りを持ちながらも、樽からくる熟成香と味わいはバターのようなしっかりしたコクがあります。お店でお出ししている主菜のお肉やクリームソース系のパスタにも負けないくらい力強く、飲み応えのある濃密な白ワインで、オーナーの橋本もかなり気に入った様子で今日4杯も飲んでいきました。
フルボトルのみでのご案内になりますが、このワインは本当にイタリアワインの魅力と深さを存分にお楽しみいただける1本だと思いますので、白ワイン大好きな方はぜひお試しください!
さて、年が明け2009年に突入しました。今年はどんな陽気で楽しいワインにめぐり合えるのか、今からワクワクしています。
2009年もワインと一緒に素敵な一年になることを心より願っています。
アルターレ(フルボトル\6,800)
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新年あけましておめでとうございます。
2009年の目標として僕は、自分にとって飛躍の年になるよう、精一杯がんばるので、どうぞよろしくお願いいたします。
正月花。去年は松を中心にご紹介したので、今年は、少し趣向を変えて色をテーマにご紹介したいと思います。
そこで僕が思いついた色は、紅白。
みなさんは、初日の出は、ご覧になりましたでしょうか?
僕は実家に帰る電車の中から、ちょうど、多摩川を越えるとき、その姿を見ました。太陽のその赤(紅)は、生命力にあふれた情熱的な赤でした。そしていつも青いその空は、朝もやで、透き通って美しく白く見えました。そこに色として、僕は、紅白を見ます。
それでは、日本における紅白のルーツは、どこにあるのでしょうか?
そのルーツは諸説あるようですが、そのひとつに、源平合戦とする説があります。源氏が白旗、平氏が紅旗を揚げて戦ったことから、以来対抗する配色として用いられるようになったようです。また、別の説として、紅(赤)が、赤ちゃんというように生を意味し、白が、白装束の色として死を意味することから人の一生を表すという説もあります。
このような紅白の色を紅としてバラ、カーネーション、ダリア、ガーベラ。白として、バラを用い、黒い縦長のボックスに思いを詰め込めて生けました。
最後に、みなさんにとって2009年がすばらしい意味深き年になりますように願っております。
花言葉
紅(赤)
バラ(赤):愛情、模範、貞節、情熱
カーネーション(赤):母の愛、愛を信じる、熱烈な愛、哀れみ
ガーベラ(赤):神秘
ダリア:移り気、不安定、華麗、優雅、威厳
白
バラ(白):尊敬、私はあなたにふさわしい
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2008年最後のグラン・クリュ通信になってしまいました。
この一年、皆さんにとって、どんな年だったでしょうか? 私は今年を振り返る暇もなく、あわただしく日々が過ぎてしまいそうです。
この今年最後のグラン・クリュ通信では、冬ならではの料理をご紹介したいと思います。“白子のムニエル 焦がしバターソース”です。
北海道釧路産の本たらの白子を外の皮がカリッとするように香ばしくムニエルに仕上げます。酸味の効いた焦がしバターソースで中はとろっと、外の皮はぱりっと香ばしく、心も体も温まる一品として、メイン料理としてだけでなく、温かい前菜としてもお出ししているので、ぜひ一度お試しください。
そして、2008クリスマスのコースメニューも、まだご予約を承っております。内容は、12月上旬の料理コーナーをご覧いただき、ぜひご来店ください!
本年、グラン・クリュ通信、ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また、2009年も、宜しくお願いします。
残りわずかですが、2008年が皆さんにとって幸せな一年で終わりますように!
白子のムニエル 焦がしバターソース ¥2,100
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恋人とクリスマスに乾杯したいお酒は、やっぱりシャンパンですよね!
今年もアプレミディ・グラン・クリュでは、クリスマス期間(12/20〜12/25)限定で超スペシャルなシャンパンをグラスにてご用意いたします。
フランスはシャンパーニュ地方、ピノ・ノワール種主体の絶品です。ピノ・ノワール種らしいエレガントな泡と香りがただただ美しく、優しいながらも果実の旨味としっかりした凝縮感と飲み応えがあります。また、小さな家族経営の生産者フォルジェ・ブリモンは、すべてのシャンパンに1級畑と特級畑のブドウしか使いません。ブランド系シャンパンとは違い、少量生産に徹した、本当にぜいたくなシャンパンです。
今年のクリスマス・ディナーコースのとっておきの食前酒として、至福の時間の始まりにふさわしいこのシャンパンを、ぜひお試しください!
また、当日のお楽しみとして、コースメニューのメインディッシュ「鴨肉のパイ包み焼き」とご一緒にぜひ飲んでいただきたいスペシャルな赤ワインもグラスでご用意しておりますので、そちらもお楽しみに! それでは皆さん、ご予約をお待ちしております!
フォルジェ・ブリモン ブリュット プルミエ・クリュ(グラス\1,150)
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僕がヤドリギの存在を知ったのは、約6年ほど前。ちょうどこの店が初めてのクリスマスを迎える頃、若き僕は(まだ花屋で働いた経験はありませんでした)みんなと同じように、青春時代特有の無謀とも思える前向きさを武器に闘っていた時代、クリスマスの日に、アプレミディ・グラン・クリュに花を飾りたいと花屋や雑誌を見ていたとき、偶然一冊の雑誌の中でその存在を知りました。その後、そんなこともすっかり忘れていたある冬(このときはすでに花屋で働いていました)、友人と冬山にスキーをしに行った際に偶然ゴンドラの上から林を見ていたときに、そこに存在する圧倒感に目を奪われました。そんな感じでなぜか気になる存在として時々ヤドリギは僕の前に現れていました。きっとこの木に何かシンパシーを感じていたんでしょうね。
ヤドリギ──他の樹木の枝に寄生して生育します。30〜100cmほどに叉状に分枝した枝の間に半透明の黄色い実をつけます。西洋では、多くの神話や伝説に登場しますが、日本では万葉集にて大伴家持の歌の中で詠まれてはいるものの、伝承などにはあまり残っていません。いくつかの国ではクリスマスに飾り付けます。また北欧の伝承の中ではミスティルティン(ヤドリギのこと)の剣がバルドル(光の神)の唯一の弱点として登場します。ドルイド(ケルト人社会における祭司)はヤドリギの下で儀式を司り行いました。またイタリアでは、ネミにおけるヤドリギ信仰が金枝篇にて述べられています。そして、男性は、クリスマスの日にヤドリギの下にいる女性には、キスをしても良いなんてうらやましい言い伝えがあったりもします。さらにヤドリギの下でキスをしたカップルは永遠に結ばれるともされています。
僕は、この木にとても強く力を感じます。そこに人類の世界を見ます。
その昔、アダムとイヴが悪魔にそそのかされ、りんごという知を得ました。そしてそこに欲が生まれ、恥じらいとして個が生まれました。しかし、それは自分自身で選んだ道なのです。ヤドリギは寄生したところからいくつかに分かれ、枝はある程度の大きさまで分かれていくとその後、二股そして二股に分かれていきます。それはまるで人類の家系図のように。そして、そこに付いた葉は、まるで男女の関係のように常に対に付いています。そこには、両方下を向いているもの、一方は下を向き、他方は上を向いていたり、半分切れてしまった者と勇ましい大きな者だったり、様々ですが、必ずそこに対で存在しています。そしてその枝の分かれ目に生命の神秘のごとく美しい透き通った黄色い実をつけます。しかし、ヤドリギは、寄生した木に悪影響をほとんど与えることはないといいます。人類とは真逆の存在ですよね。そこに人は、多く学ぶべきだと思うんです。そしてこのヤドリギという世界を見た僕は、他のどの植物もそこに加えることはできませんでした。今の僕ができることといえば、折れてしまって、皮一枚繋がったその枝を補強してあげることだけでした。まだまだ僕は未熟者です。それでもこの木の神秘的な何かを強く感じ、ここに存在する意義について深く考えます。そして2008年の最後に、この木をご紹介できたことに対し、深く感謝しています。そしてみなさんには、ぜひ今回は、この木の力をそのままに感じていただきたいと思っています。そして、こっそり、クリスマスの日にヤドリギの下で大切な人とキスでもしてみたら、夢が叶うかもなんて思ってしまいます。
最後に、みなさまの幸せを願って、今年最後の挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございます。よいお年を。
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渋谷の街もようやく、イルミネーションも燈り、街全体がクリスマスを待ちわびる人であふれてきました。
今年も、アプレミディ・グラン・クリュでは、クリスマス期間限定(12/20〜12/25)のスペシャルメニューをご用意いたします。なお、ご予約の受付も開始いたしました。「前菜+お好きなパスタ+主菜+デザート+食後のお飲み物」で¥5,800とリーズナブルなお値段となっております!
前菜/甘海老と下仁田ネギと季節野菜のマリネ
パスタ/スカンピ(手長海老)とポワローのトマトクリームソース リングイネ
または
ズワイガニとカニ味噌のラグーソース ニョッキ
主菜/鴨肉のパイ包み焼き 苺とトマト添え
デザート/クレーム・ダンジュ ピスタチオ風味のムラングと赤い果実のソース
さらにご予約のお客様には、店主である橋本徹(SUBURBIA)選曲のオリジナル・クリスマスCDをプレゼント!
お得なコースはもちろん、アラカルトもご用意しておりますので、皆様のご来店を心よりお待ちしております。まずは料理の質をお確かめいただくためにも、一度お店に足を運んでいただけたら、とても嬉しいです!
クリスマス・ディナーコース ¥5,800
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アプレミディ・グラン・クリュでは、ヌーヴォー解禁も大盛況に終わり、11月の後半からクリスマスに向け、なにかとワインの話題が豊富になる季節となりました。僕もヌーヴォー解禁したてのときに、いろいろなワインショップをのぞいてみたのですが、多くの方が気軽にヌーヴォーを楽しむには、価格が少し高い気もしました。時代のせいなのでしょうか。
そんな中、アプレミディ・グラン・クリュは、美味しい料理とご一緒にお気軽にワインをお客様に楽しんでいただきたい、というのがお店のイメージです。お手頃価格でありながら美味しいワインを見つけて、ご提供することをめざしています。
今回のグラン・クリュ通信は、フランス・ボルドー地方サンテステフ村のシャトー・ラ・クロワ・サンテステフという赤ワインのご紹介です。有名な第2級シャトー・モンローズの畑に隣接した、シャトー・ル・クロックのセカンドワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン種とメルロー種主体の力強いタンニンのサンテステフらしさがありながら、果実味豊かでとてもエレガントな味わいです。
寒い冬の人気メニューであるクリームソースのパスタや煮込み料理の主菜に合わせて、少し重ための赤ワインをグラスで、というようなときにピッタリだと思いますので、ぜひお試しください!
またお店ではクリスマス・ディナーコースのご予約も開始しております。今年もかなりお得なメニュー内容となっていますので、料理のコーナーをぜひチェックしてください!
さらにクリスマス期間限定で、普段はグラスでお出しできないような、より上質なシャンパンやワインも特別にグラスでご提供いたしますので、そちらもお楽しみに!
シャトー・ラ・クロワ・サンテステフ '05(グラス\950/フルボトル\5,800)
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冬の澄み切った空気の中で灯された街路樹のイルミネーションが美しく光り、パルコ前にはクリスマスツリーが飾られ、GAPのロゴも赤へと色を変えました。いつものように渋谷・公園通りはすっかりクリスマスを“待つ”といった感じになりました。待つ。つい最近まで僕が苦手としていた言葉。でも僕は、最近待つ楽しさを深く感じています。そこで今回は、渋谷の街に流れる空気と同じようにクリスマスを待ちたいとの思いから、クリスマスリースをご紹介いたします。
その由来については諸説あるようですが、そのひとつに魔除けのためというのがあります。そのため、殺菌作用のある常緑樹(ヒイラギ、モミなど)を用いています。また、豊作を願うということから、ヒメリンゴやマツボックリを飾り付けます。さらに、リースが輪であるというのにも永遠の幸せを願うという意味が含まれているとされています。日本でいえば、しめ縄に近い発想ですね。そう思うと、人間の考えることというのは、環境や人種が違ってもそう大きくは変わらないってことなんでしょうね。
そして、今回僕は、リースの花材として、料理などで使うことからローリエの名で広く知られているゲッケイジュを選びました。その花材として選んだのにはいくつかの理由があります。ひとつは、ゲッケイジュが常緑樹であったからです。前回のグラン・クリュ通信で落葉樹と常緑樹について載せましたが、その時点ではまだあまり常緑樹の重要性が分かっていなかったのですが、最近その重要性を改めて確信しました。それは、先日のある朝。いつものように自転車通勤していた僕は、途中、代々木公園の美しい落葉樹の紅葉を横目で楽しんでいたときに気が付いたのです。この美しさは、その横で青々と濃緑の葉を繁らせた常緑樹があってこそなのだと。つまり、すべての木が紅葉していたのではこんなに大きな感動は生まれないということなのです。そしてこの常緑樹の存在の美しさを今のグラン・クリュで表現したいと思いました。また、その常緑樹の中でゲッケイジュを選んだのは、この木にまつわるギリシャ神話によるものです。ゲッケイジュはローレルともいい、ギリシャ語ではダフネ、ギリシャ神話に出てくるニンフの名前なのです。
ギリシャ神話──「エロスの矢を胸に受けたアポロンはダフネに恋をしました。しかし、ダフネはアポロンが好きになれずにいつまでもうまく逃げ回っていましたが、ついにダフネはアポロンにつかまりそうになり、それを見ていたゼウスがダフネをゲッケイジュに変身させてアポロンから救ったのです」──
そしてそのアポロンが競技の神様であったところから、競技の勝利者にゲッケイジュで作った冠を与えるようになったのです。この話を知ったとき、僕が今、リースの花材としてゲッケイジュを選ぶことがとてもふさわしいものになりました。いや、これしかなかったのです。
そうして選んだゲッケイジュのリースには余計な飾りは必要なかったし、他に飾りがないことで常緑樹としてゲッケイジュが本来持つ強さと美しさを表現できると思いました。そしてこのリースをアプレミディ・グラン・クリュの入り口に飾り、賑わうであろうクリスマスを待ちたいと思います。そしてそれは、とても楽しいことだから……。
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いよいよ11月20日(木)のヌーヴォー解禁の日まで間近です! アプレミディ・グラン・クリュでは、今年も恒例のフランスはボージョレ地区のヌーヴォーをグラスでお出しいたします。
ボージョレ地区は今年、7月と8月にヒョウが降ったり、ぶどうの収穫前にも雨が続いてしまったりと、決して恵まれた天候ではありませんでした。また、ヌーヴォーは出荷日がすでに決まっているため、ぶどうが完熟するのを待つという手段も、もちろんとれません。そのため'08のヌーヴォーは、畑の状態(テロワール)と造り手の力量が明確になる年だと言われています。
そんな中、アプレミディ・グラン・クリュでは、造り手の力量を信頼し、ヤン・ロエル(ロマネ・コンティからのヘッドハンティングを断ったことで世界的に有名なフィリップ・パカレはご存じかと思いますが、フランスでは彼と肩を並べるくらいの天才だと評価を受けている自然派醸造家です)が手がけるドメーヌ・ブラヴリエールのヌーヴォーを選びました。
このワインは、化学物質の農薬を徹底的に使わない自然派思考をもとに、最も早く熟す樹齢60〜100年のガメイ種からのみ造られています。老木は根が深く張っているので、悪天候にも左右されにくいのです。まさに、天然酵母で自然に任せたこのヌーヴォーは、ガメイ種の特徴であるフレッシュでジューシーな果実味を存分にお楽しみいただけると思います。また、あまり普段はガメイ種のワインを選ばないワイン好きな方でも、ヤン・ロエルが造る樹齢60年以上のヌーヴォーと聞けば、真っ先に飲んでみたいと思うのではないでしょうか(僕もその一人です)。
ぜひ、このピチピチとした新酒の解禁をアプレミディ・グラン・クリュで一緒にお祝いしましょう!
ボージョレ・ヌーヴォー2008 ドメーヌ・ブラヴリエール(グラス\840/フルボトル\5,250)
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いつも見慣れた風景も気がつけば、木々が紅葉したり、クリスマスツリーが飾られていたり、街の中は冬を迎える仕度であわただしくなってきました。
アプレミディ・グラン・クリュ では、ランチのメニューが冬ヴァージョンになったり、クリスマスメニューの試食会をしたりと、みなさんを迎える準備で忙しくなってきました。
そんな寒い冬の夜に、アプレミディ・グラン・クリュの“瞬間燻製したサーモンとポワローのリゾット”はいかがでしょうか?
アルデンテに炊き上がったお米に、ポワローの甘味とほんのり香る燻製されたサーモンのクリームソースでいただくリゾットは、心も体も温まる一品に仕上がっています。
「リゾット」 とは、米(RISO)+最高(OTTIMO)という言葉を組み合わせて作った造語なんです。リゾットを食べるときにそんなことを思い出すと、イタリア人の陽気な発想に心まで和らぐかもしれません。
瞬間燻製したサーモンとポワローのリゾット ¥1,370
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自転車通勤の僕は、すっかり冷たくなった風に身が引き締まる思いを感じます。最近考えごとが多かったためか全く気がつかなかったのですが、ふと空を見上げると、植えられた木々がすっかり変化していたことに驚きました。その葉は、赤や黄に美しく色を変えすっきりと晴れた青空にクリアに浮き上がって見えます。その美しさに感動したんです。
木には大きく分けて2つ、落葉樹と常緑樹があります。落葉樹は、春に芽を出し、秋が暮れるとともにその葉を染め、散り、冬を越えます。これは、一生という時間を一年ごとに区切って生きているということです。それに対し常緑樹は、日々新しい葉が生まれ、老い、散ります。これは、全体の姿は大きく変化しないものの、大きな時間を個々の一生という時間で区切っているということです。そしてそこに僕はそれぞれの良さが存在していると思います。
今回ご紹介するブルーベリーは前者に属しています。春に芽を出し、5月頃白く小さな愛らしい花を咲かせたのち、6月から 8月にかけてみなさんのよく知るあの実をつけます。またその後、葉を紅葉させ厳しい冬を葉を落とし乗り越えていきます。今回はこのブルーベリーの隠れた美しさをみなさんに知っていただきたいという思いと、このお店の今がブルーベリーと僕には重なって思えたので紅葉の題材として選びました。そして、この美しさをぜひアプレミディ・グラン・クリュに来て肌で直接感じて、実感していただければと思います。そして、その感想をこっそり僕に聞かせていただけたら幸せです。
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今年もいよいよ冬を感じさせる気候の11月に突入しました。
今月の目玉はなんといっても料理のコーナーで登場する的矢の生ガキです! スタッフも全員大好きなまさにこの時期の旬の食材です。
最初の一杯目で、グラスでお出ししているモエ・エ・シャンドンや、樽香の効いたイタリア・トスカーナのシャルドネ種、トッリチェッラ・トスカーナとぜひご一緒にお楽しみください。
そして今回は、そのあとの鴨や鹿などのお肉を使ったラグーソースのパスタや主菜とご一緒にぜひおすすめしたい、秋にピッタリなメルロー種の赤ワインのご紹介。
フランスはボルドー地方コート・ド・カスティヨンのシャトー・シャンション・ヴァルミーです。
このシャトーのオーナーのパトリック氏は、もともと13年間サンテミリオンの特級シャトー・カノン・ガフリエールの責任者を務めていました。シャトー・シャンションは、彼が実家へ戻り開いたシャトーです。
「ワインの質を上げることのみが生きがい」と言いきるくらいの情熱家で、樹齢60年を超える日当たりが絶好の斜面のメルロー種は、本当にエレガントなコクと深みがあります。ヴィンテージは最近の'06ですが、この完成度の高さは今からでもお楽しみいただける1本だと思います。
かなりの少量入荷となっており、フルボトルのみでのご案内になってしまいますが、アプレミディ・グラン・クリュでは、11月の平日19:00〜21:00の間、限定でボトルワインすべて\1,000オフというお得なフェアを開催いたしますので、この機会にぜひシャトー・シャンション・ヴァルミーをごゆっくりとお楽しみください。
シャトー・シャンション・ヴァルミー(フルボトル\6,300)
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今年もあと残りわずかとなりましたが、アプレミディ・グラン・クリュでは、とっておきの食材が入荷してきたんです。
ご存じの食通の方もいらっしゃると思いますが、三重県で採れた「的矢かき」です。志摩半島の的矢湾は、美しい真珠の採れるプランクトンの豊富な海で、神宮林などから流れ込む三つの河川があり、他に類を見ないかき養殖に絶好の自然条件の揃った海なんです。
かきの餌であるプランクトンが豊富な海で育ったかきだから、身もふっくらとしていて、甘味も強く、なんと言っても、苦手な人が嫌がる、えぐみが全くないんです。衛生面での評価も高くて、保健所の方も“的矢”と聞けばすぐに営業許可証を下さるくらいで、かきを好まない方にもぜひ召し上がっていただきたいほど美味しいのが「的矢かき」なんです。
的矢かき シェリーヴィネガーとエシャロットのソース 2コ ¥980
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澄みきったクリアな空気。吹きぬける風は冬を感じる冷たさ。渋谷・公園通りは、すっかり秋も暮れ晩秋といった雰囲気です。
そんな季節の風に、植物はフワフワした綿毛をつけた種をのせて運びます。みなさんがよく知っているところで言えばススキもそうです。そして今回ご紹介するフウセントウワタもそのひとつです。
すっかりデジタル化された現代社会で、まるで風船が飛んでいくようにフワフワと風にのせて行き先もわからず種は飛んでいきます。そしてこれから訪れる厳しい冬を乗り越え、春に希望の光のように芽を出します。そんな健気な姿は、僕が植物のとりこになってしまうひとつの理由でもあります。
さて、このフウセントウワタなのですが、春に芽を出し、夏頃には小さくて白い可憐な花を咲かせ、秋ぐちに表面に突起のある少し変わった風船のような実をつけます。その後、秋が暮れるとともにその実から綿毛のついた種を風にのせて運んでいきます。
そんなフウセントウワタを、ドラセナの葉と合わせ、僕を優しい気持ちへと結びつけてくれた感謝の気持ちを込めて、かわいらしく生けてみました。
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街は、キンモクセイの優しい香りに包まれています。またこの季節が来たんですね。そろそろ木々はその葉を赤や黄に染め、落ち葉とともに冬支度を始める、そんな季節です。
今回のグラン・クリュ通信は、最近僕が読んだ本に載っていた秋を表したフレーズをもとに生けてみました。
「秋は、後悔と記憶の季節」──老人が青年に言うセリフに出てきた言葉で、秋は、夏の後悔と楽しい記憶を胸に厳しい冬に備える季節という、今の僕の心に染みるフレーズだったんです。
この“後悔と記憶の秋”をぜひ表現してみたいといろいろ調べていると、もってこいの花があったんです。ケイトウ。漢字で書くと“鶏頭”。鶏のとさかに似ていることからその名が付いたこの花は、万葉集に韓藍(からあい)の名で登場し、こんな風に詠われているんです。
“秋さらば 移しもせむと わがまきし 韓藍の花を 誰か 採みけむ”
直訳すると「秋が来たら移そうと思って蒔いたケイトウを誰が摘んでしまったのだろう」なのですが、これはたとえ歌になっていて、実は、「年頃になったらお嫁さんにしようと思って可愛がってきたあの娘。大事なあの娘は、今や誰のものだろう……」という歌なのです。万葉の時代、後悔と記憶の秋にふさわしく、ヴィロードのように美しく鮮やかなケイトウの花を見て詠われたこの歌にちなんで、その美しさゆえのさみしさを“後悔と記憶の秋”として表現すべく生けてみました。今も昔も人の思いというのは、そう大きくは変わっていないのですね。
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フランスのブルゴーニュ地方に限らず、世界的にピノ・ノワール種のワインの価格がどんどん上がってしまっている現状に、たぶん今はどこのレストランやワインバーも悩んでいると思います。
食事と一緒に楽しむワインは、僕はピノ・ノワール種が断然好きなので、お店でお出しするグラスワインにも欠かせません。そんな中、いろいろなピノ・ノワール種の産地の、お手頃価格な上に納得できる美味しいワインを発掘するのは大変ですが、とても楽しい日課でもあります。
今回は、ブルゴーニュ地方の中ではマイナーな産地のマルサネ村の、お手頃価格でありながらビックリするくらい美味しい赤ワインを見つけました。ブルゴーニュ地方では、グレートヴィンテージの'05以降、最近は難しいヴィンテージが続いていますが、「'05は努力しなくても誰もが素晴らしいワインを造ることができたが、'06や'07は生産者としての力量やテクニックが必要とされたヴィンテージ。みんな雨が怖くて収穫を8月に開始していたが、僕はすでに選別していたブドウが最高の状態で完熟するのを待っていた。結局は、30%以上の収穫減になったけれど、品質は最高のものになったから満足しているよ」という生産者の頼もしい言葉通り、凝縮されたブラックチェリーや、野いちごのようなたっぷりとした果実味は、'06のピノ・ノワール種の美味しさを存分にお楽しみいただけると思います。グラスワインでお気軽にどうぞ!
入荷間近な冬のチーズ、モン・ドールとのマリアージュもきっと最高で、今からワクワクしています。
マルサネ レ・グラス・テット '06(グラス\950/フルボトル\6,300)
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今回のグラン・クリュ通信の料理コーナーでは、パスタに使われている“コラトゥーラ”という調味料を紹介したいと思います。
この“コラトゥーラ”とは、魚のエキスが凝縮した、魚醤にあたるものなんです。世界各地で見かける魚醤ですが、日本では、能登半島で古くから作られている“いしる”。秋田では、はたはたでつくる”しょっつる”と、イギリスのリーペリンもそのひとつ。
イタリアの魚醤は、もとは古代ローマで用いられた“ガルム”というもの。 現在では、イタリアのチェターラという漁村でその流れを汲んだ“コラトゥーラ・ディ・アリーチ・ディ・チェターラ”という魚醤が作られているんです。ガルムはアンチョヴィの内臓などから作った魚醤。それに比べ、コラトゥーラは、頭と内臓を除いたアンチョヴィを塩漬けにしてできた液体を集めたものなんです。そのぶん、嫌な臭みもなく、海や魚のエキスがギュッと凝縮していて、魚介系の料理には、ちょっとした隠し味になるんです。
今、お店でお出ししているメニューでは、天然真鯛を使ったパスタや、魚介のマリネなどにちょっぴり入っています。
なかなか見かけない食材ですが、どこかで手に入ったら、ぜひ試してみて下さい。きっと気に入ると思います。
次回は、いよいよ牡蛎の季節到来! “的矢カキ”をご紹介したいと思います。
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すっかり秋も深まったというような肌寒い気候が続いています。今回のグラン・クリュ通信は、キクのご紹介です。キクというと少し硬派なイメージで、お墓参りを想像する方も多いと思いますが、その幾重にも重なった花は、とても美しいものです。僕が花屋の店先で働いていたとき、何度か外国人のお客様に白菊の花束にして欲しいと言われたことがありましたが、白菊は、日本では良いイメージがないので、贈り物にはよした方が良いと、よく説明に苦労したものです。その花のイメージが先行しているがゆえに暗い印象を持ちがちですが、よく見てみると実に美しい花なのです。
キクは、日本の国花でもあります。もともと中国より平安時代に伝わったとされています。そう考えると、いかにこの花の魅力が長い間日本人を魅了してきたかが、分かりますよね。
また、自然の摂理というのは実によくできているもので、「秋の夜長」がキクにとっては非常に大切な役割を果たしているのです。
この花は、夜、花芽をつける特性を持っているため、この時期にこそ咲きえる花なのです。そのため農家では、夏に出荷するときには暗くするために布で覆い、冬にはライトを付け、暗い時間を調整して出荷しているようです。
今回は、このキク本来の美しさを皆さんにも少しでも分かっていただければと思いながら生けました。
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気候も涼しくなり、アプレミディ・グラン・クリュにも秋の食材がたくさん登場しています。そんな時季に、ほんのりスパイシーで食事も美味しくなるシラー種とグルナッシュ種のワインはいかがでしょうか。今回のグラン・クリュ通信は、フランスはコート・デュ・ローヌ地方の自然派の巨匠、マルセル・リショーが造る赤ワインのご紹介です。
マルセル・リショーほどの完璧主義者はフランスには存在しない、とまで言われるくらいのその本格的自然派ワインは、ワイン好きなスタッフと初めて一緒に飲んだときに、素晴らしくエレガントな果実味の広がりに本当に感動しました。決して甘すぎることもなく、食事の邪魔にならないなめらかさと、控えめなスパイスのバランスが絶妙です。また、一部ですが樹齢130年のぶどう樹も使われるこのワインは、時間の経過とともに、どんどん優しい味わいになり深さを増していきます。ぜひフルボトルでお楽しみください。
リショー レ・ガリック(フルボトル\6,090)
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私が想像する秋には、なぜか豚が登場するんです。枯れ葉にたわむれて散歩をする姿を幼い頃、絵本で見たのかもしれません。イベリコ豚はどんぐりを食べるし、木の実/豚/秋の組み合わせは、なんか好きなんです。
グラン・クリュの夜のメニューでは、山形県で大事に育てられた「金華豚」をグリルしてお出ししています。
この豚は、中華高級食材の金華ハムの原料種として有名なんです。頭とお尻だけが黒く、見た目はちょっと変わっていますが、なんとも愛くるしい顔です。日本でも2箇所しか育てられていなく、なかなか世の中に出回ることができない豚でもあるのです。通常の豚よりも成熟日数が多くかかる割に一般的な豚に比べると、二回り小さく、黒豚よりもさらに小さい豚で、手間のかかるぶん、凝縮した美味しさが詰まっているのです。脂はしっとりと甘みがあり、肉質は絹のようにキメが細かく旨味が詰まっています。 こんな美味しい豚をぜひみなさんに召し上がっていただきたいと思っています。
金華豚のグリル(\2,100)
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秋の花の代表格ともいえる存在のコスモス。今や日本の秋の風景にすっかり溶け込んでいるので、日本原産の花のように思いますが、実はメキシコ原産の外来品種なのです。日本では、その花が桜に似ていることから秋桜ともいわれていますが、語源は、ギリシャ語のcosmos(「秩序」「美しい」などの意味)に由来しています。また、宇宙のことをコスモスなんていいますが、これも同じ言葉に由来しているのです。草原にコスモスが一面に咲き誇る姿と重ね合わせたのでしょうか。
この花は、とてもしなやかな曲線の茎に細く繊細な葉で、どちらかというと、か弱いイメージを抱きがちですが、その見た目とは裏腹に、台風などで横倒しにされても茎の途中から根を出し育ち、花を咲かせたりする芯の強い、意思の強い生命力に溢れた花です。
今回は、このコスモスをリキュウソウの葉と合わせ、繊細で軽やかな秋風のイメージに少し力強さをプラスして生けてみました。日が暮れるのもだんだんと早くなってきたこの季節、秋の夜長をコスモスでも眺めながら過ごせたらいいですね。
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最近は造り手の名前で、ワインを選ぶことが多くなってきました。自然派ワインの浸透により、造り手独自のさまざまな栽培方法や醸造法、考え方などから、その人でないと造れない独特の特徴を持つワインが生まれ、注目されています。
その旨味の個性を求めてワインを選ぶのが、本当に楽しいです。しかし、あまりにも個性的すぎると(色が濁りすぎていたり、独特な酸味とビオ臭が強すぎるものもあります)、お客さまによっては、飲みにくいと感じてしまうと思います。アプレミディ・グラン・クリュでお出ししている自然派ワインは、優しくスムーズに飲めることを一番に考えて選んでいます。造り手の個性や土地の特徴がよく出ているものから、そのブドウ品種の美味しさをストレートにお楽しみいただける、自然派だからこそのワインをご紹介していきたいと思っています。
今回のグラン・クリュ通信は、フランス・ラングドック地方の造り手、ローラン・ミケールのシャルドネ種の白ワインのご紹介です。
「南フランスは暖かいから濃い」というイメージを取り払うくらいのスッキリとしたエレガントさがあります。一口飲むと、トロピカルフルーツのようなたっぷりとした果実味と豊富なミネラル質におどろかされます。ブルゴーニュの高級ワインにも匹敵するくらい多くの方に受け入れられそうな、造り手のこだわりが詰まった1本だと思います。自然派なんだけれど、硬派な美味いシャルドネ種なところがとても気にいりました。また、なんといっても価格がリーズナブルなのもポイントです。多くの方に飲んでいただきたいです。
引き続き9月末までボトルワイン\1,000オフ・フェアも開催しておりますので、ぜひご来店ください!
ローラン・ミケール シャルドネ ヴァン・ド・ペイ(グラス\840/フルボトル\4,930)
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耳を澄ませば、虫の声が聞こえてくる季節になりました。夏の疲れが癒されていく感じがします。
グラン・クリュにも秋の夜を楽しむお客様がご来店いただき、ワインと食事を一緒に楽しんでいらっしゃいます。そんな夜にお勧めしたい一品が「そば粉のガレット フォアグラのソテーと山栗 ルバーブの赤ワインソース」です。
カリッと香ばしいガレットにマスカルポーネを塗り、さっとソテーしたフォアグラ、イタリア産山栗、そしてスパイスをアクセントにしたルバーブの赤ワインソースをかけて召し上がっていただきます。
秋の夜長をぜひグラン・クリュで楽しんでいただけたらと思っています。
そば粉のガレット フォアグラのソテーと山栗 ルバーブの赤ワインソース(\1,260)
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暑い日射しが照りつける昼が終わり、ちょうど太陽が沈む頃、薄暗い厚い雲がどこからかやってきて、ゴロゴロっとけたたましい音が鳴り響く、そしてピカッと稲妻が走る。また今日もかと思っていると、バケツをひっくり返したかのごとく雨が降る。最近そんな日が続いています。なんだか夏を連れ去ってしまうかのようで少し寂しい気持ちになります。そんな大雨のあと渋谷・公園通りを歩いていると、大きな水たまりがいくつか出来ていて、そこにトンボが3匹仲良く飛んでいたんです。懐かしいような気持ちとともに、渋谷にも秋が近づいているんだなと感じました。そこで今回は秋を感じる花材としてクリを選びました。とはいっても、まだまだ夏の終わりといった感じなので、青いイガイガの実をつけたクリです。クリは、6月頃に白い可愛らしい花を咲かせたあと実をつけ始め、ちょうど今頃は青いイガイガの実で、秋の深まりとともに僕らがよく食べる茶色のクリへとなっていきます。秋は実りの季節、夏の太陽をいっぱい浴びて大きく、そしておいしく育った食べ物が、いっぱい出てきます。きっとグラン・クリュのメニューにも秋の味覚がいっぱい出てくるでしょう。今から楽しみです。
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先日、オーナーの橋本と、恵比寿にある家具屋‘PACIFIC FURNITURE SERVICE’に出かけ、お店で新しく使うダークブラウンのダイニングテーブルを2つ買いました。アプレミディ・セレソンが同フロアに引っ越してきてから半月が経ちます。それに合わせて、お店のインテリアをリニューアルし、食事用のテーブル席を増やすことによって、よりお客様が食事とワインをお楽しみいただける空間になりました。新しい家具は、スタッフの気持ちも、とても新鮮にさせてくれます。ぜひ、新しく生まれ変わった心地よいインテリアの中で寛ぎにいらしてください。
今回のグラン・クリュ通信は、秋の気配を少しずつ感じるこの時季にピッタリな自然派ワインのご紹介です。フランスのローヌ地方全域で全てビオディナミにてワインを造る南フランスの自然派の大御所、M・シャプティエの赤(シラー種とグルナッシュ種)です。香りは優しく、しっかりとした果実味と、少しスパイシーで土っぽさも感じさせるようなタンニンのバランスが素晴らしい味わいです。お値段も手頃な上に、どんな料理にも合わせやすく、とてもスムーズにお飲みいただけると思います。
また、アプレミディ・グラン・クリュでは、「ボトルワインフェア」と題して、9月の平日の19:00〜21:00の間、ボトルワインを全て¥1,000オフにてお飲みいただけるという、超お得なフェアを開催いたします。ぜひこの機会をお見逃しなく!
シャトー・デ・ゼストゥビエール '05(フルボトル¥4,730)
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今回のグラン・クリュ通信は、9月から新しく加わったお得なメニューについて、みなさんにお知らせしたいと思います。
8月の中旬からグラン・クリュと同じフロアに、アプレミディ・セレソンが移転してきました。それにともない、今までお休みしていた平日16:00〜19:00の間、軽い食事やケーキとお茶をグラン・クリュでも楽しんでいただこうということになりました。
ご用意しているメニューはまず、お好きなデザートとドリンクのセット(¥1,050)。こちらは、定番デザートのガトーショコラや季節のタルト、スペシャルデザートを含めて7〜8種類ほどご用意しています。
そして、前菜(サラダ添え)+自家製パンとドリンクのセット(¥1,260)。こちらは、旬季節の野菜を中心に使った前菜2種類とボリュームたっぷりなサラダと自家製パン、ドリンクのお得なセットになっています。
遅い時間にランチしたい方や、軽い食事をされたい方には、ぜひ、おすすめしたいセットです。今後も新しいメニューを増やしていくので、ぜひ、アプレミディ・グラン・クリュにお越しください。 お待ちしております。
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アプレミディ・セレソンの移転とともにTRUCKのパーテイション・キャビネットがアプレミディ・グラン・クリュにやってきました。その上に橋本さんが「グリーンの鉢でも置いたら……」ということで、今回はモンステラの鉢物のご紹介です。
モンステラはもともと熱帯アメリカに分布し、薄暗いジャングルの大木の幹に絡み付いているツル性植物のため、直射日光を嫌います。その反面、耐陰性、乾燥に比較的強い品種です。そのため、室内でもとても育てやすく、観葉植物として日本でも非常に人気が高い植物のひとつです。僕の家にもかれこれ6年近くモンステラがいて、この時期には、成長期に入るので次から次に葉が出てきています。その葉がモンスターのようだと名がついたものの、僕にはそのチャーミングな穴の空いた葉が愛らしく見えます。
エレヴェイターを降りてドアのガラス越しにそのチャーミングな葉がお出迎えする。なんだか気に入ってしまいました。みなさんにも気に入ってもらえればうれしいです。
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今回のグラン・クリュ通信は、お店で大人気の白ワインのグラス、イタリア・ヴェネト州のソアヴェのご紹介です。
タメリーニという僕も大好きな造り手で、暑い夏にとてもピッタリな白ワインです。ソーヴィニヨン・ブランを感じさせるような、マンゴーやメロンなどの新鮮なフルーツの香りと、味わいは活き活きとした酸味とグレープフルーツのようなほろ苦さがアクセントとなり、口中に残る余韻は、まさにはちみつの甘みです。ほとんどのお客様が何杯もおかわりするくらい、とても美味しく、高級感のあるソアヴェです。
食前酒としてももちろんおすすめですが、お魚を使った料理と特によく合うと思いますので、ぜひ、お食事とご一緒にお試しいただき、まだまだ続く暑い夏を乗り切ってください。
ソアヴェ・クラッシコ レ・ビーネ・デ・コスティオーラ(グラス¥950/フルボトル¥6,090)
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スタッフの女の子との間で、お気に入りのタルトがあるんです。サクサクっとしたタルト生地に季節のフルーツを詰めてアーモンドクリームと一緒にオーヴンで焼きます。特別な材料が入っている訳でもないのに、このタルト生地が、本当に美味しいんです。あまり練らないタイプの生地をぎりぎりまで焼き込み、フルーツには赤砂糖をまぶして焼くことにより、凝縮した甘みと、バターの香ばしい香り、ザクっとした食感が生まれるのです。春にはイチゴやチェリー、イチヂク。前回は、信州産のフレッシュなルバーブを使い、酸味と甘み、香ばしさがたまらないデザートになりました。今の季節なら、ひんやり冷えた店内で、ゆっくり召し上がっていただけたら、夏の疲れも少しはほぐれるのでは? と思います。ぜひ、デザートだけでもお気軽にご来店、お待ちしております。
季節のフルーツの焼きタルト(¥680)
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ヒマワリ。太陽の動きを追うように花が回ることから、その名がつけられました。夏の青い空と白い大きな雲に実によく映える明るい黄色い花は、華やかで明るい印象を与えます。となるとやっぱり元気に活けようと思うところなのですが、僕は、ヒマワリのもうひとつの顔に先日出会ったんです。
その日、終電を乗り過ごした僕は、いつもならタクシーに乗って帰るところ、感傷的になっていたせいもあってか、歩いて帰ることにしたんです。国道沿いをとぼとぼと歩いていると、その脇に大きな太い茎に僕の身長を遥かに越える大きなヒマワリが植えられていました。そのヒマワリに受けた僕の印象は、いつものそれとは全く違うもので、夜空にもたれて咲くその花は、少し寂しげで、儚い美しさがあったんです。それは、いつも元気な女の子が突然見せた弱気な姿。笑顔を作ったその顔から涙が流れ落ちる。その涙は、いつもの明るく元気な彼女ではなかったけれど、僕の心を鷲掴みする美しさがあった。そんな感じだったんです。これを表現してみたい。そこで今回は、そのヒマワリが見せた、もうひとつの顔を表現すべく生けてみました。
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蒸し暑い日が毎日続くこの時季は、やっぱりよく冷えたシャンパンが飲みたくなってしまいます。今回のグラン・クリュ通信は、オープン当初から変わらずに、グラスでお出ししているシャンパン、モエ・エ・シャンドン ブリュット・インペリアルのご紹介です。
「とりあえずモエ2つ!」というお客様がほとんどなくらい、食前酒の定番であり、お店の基本スタイルの象徴でもあります。フルーツや花の香りから始まり、どこまでも新鮮な後味と芳醇なのどごし、ピノ・ノワール、ピノ・ニエ、シャルドネの3つの品種が完璧に調和した味わいがとても見事です。仕入れ価格も高騰していますが、やはりたくさんのお客様に飲んでいただきたいと願いを込め、グラス価格¥1,050をそのまま据え置きにしています。毎日、よく冷やしてお待ちしておりますので、何杯飲んでも決して飲みあきない永遠のスタンダードをお楽しみください。
モエ・エ・シャンドン ブリュット・インペリアル(グラス¥1,050/ハーフボトル¥4,730/フルボトル¥8,400)
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蝉の声が暑さとともに身に染みる季節になってきましたが、みなさんは、夏バテしていないでしょうか?
アプレミディ・グラン・クリュでは、この暑さで食欲のない方にも、おすすめのメニューを御用意しています。夏の暑さが残る夜にぴったりのパスタで、「静岡産フルーツトマトとフレッシュバジルの冷製フェデリーニ 桜エビのフリットのせ」です。
果肉のしまった甘味と酸味のバランスがいいフルーツトマトとフレッシュバジルをふんだんに使い、コクのあるあさりのソースであっさりした仕上がりになっています。サクッとした桜エビがアクセントになって、満足していただける一皿になっていると思います。
ぜひ、この季節にぴったりの冷製パスタを召し上がりに、アプレミディ・グラン・クリュにお越しください!
フルーツトマトとフレッシュバジルの冷製フェデリーニ 桜エビのフリットのせ(¥1,470)
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暑い。毎日毎日、うだるような蒸し暑い日が続いています。そろそろ梅雨も終わりなんでしょうね。そこで今回の花材は、涼しげな雰囲気の持ち主、ガマにしました。スラッと長く伸びた葉がなんとも涼しげなこの植物は、水辺に生息していて、池のある公園に行くとショウブの花などと一緒に植えられているのを多く見かけます。また、日本では古くから馴染みのある植物で、古事記には、「因幡の白兎」という神話の中で登場するほどです。生け花の花材としても、この時期多く見かけます。今回は、このガマにフェニックスの葉を合わせ、暑い夏の日、水辺に軽やかで涼しい風が吹き抜ける風景をイメージしながら生けてみました。真夏もすぐそこ、気分だけでも涼しく過ごしていただければと思いを込めました。
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蒸し暑い夏の午後にキリリと冷えた白ワイン、フランス・アルザス地方のリースリングはいかがでしょうか。今回は、リースリング・グラン・クリュ・フランクシュタインという、グラン・クリュ(特級)でありながら、かなりリーズナブルでとても美味しい辛口白のご紹介です。しかもこのワインは、フランスのビオワインガイド誌「Les bonnes adresses du vin bio」にて、最高評価であるハートマーク4つを獲得しています。シャルル・エ・ドミニク・フレイという家族経営でワインを造るとても小さな自然派のドメーヌです。輝きのある淡い黄色に、口中ではきれいな花やフルーツ系の風味が広がり、よく晴れた夏の午後にほっと落ち着けるような、上品な酸味が心地よい癒し系のビオワインです。なかなか品薄で、今回も少量入荷となっておりますので、ぜひお早めにお試しください!
リースリング・グラン・クリュ・フランクシュタイン'05(フルボトル¥6,090)
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夜の黒板メニューには、定番になっているメニューがいくつかあります。 そのひとつが、「自家製豚肉とフォワグラの田舎風パテ」です。フランスのシャルキュトリーでは、なくてはならない存在の定番メニューなんです。 注文が入った際は、カットしてお出しするだけですが、それまでにかなりの時間をかけて仕込んでいます。豚肉には、肩ロース肉や、のど肉、ばら肉を使い、レバーとフォワグラ、豚の背脂や、豚足が入るときもあります。豚肉に、塩やスパイスで味付けをし、ひと晩寝かせます。翌日、お肉をひき、ゆっくりローストしたタマネギとニンニクとお酒を入れ、型に詰めます。そこで、また味をなじませるために、ひと晩寝かせ、次の日に冷まし、またひと晩寝かせるのです。かかった時間のぶん、まろやかな奥の深い味がうまれるのだと思います。ぜひ、この味わいを、堪能していただきたいです。
自家製豚肉とフォワグラの田舎風パテ(¥1,260)
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厚い雲に覆われた空。湿った空気。どうやら、今日も雨になりそうです。梅雨なんでしょうね。最近東京は、どうもすっきりしない天気が続いています。なんだか気分まで滅入ってしまいます。こんな時は、少しでも清々しい風を送り込めればと、今回は、ナツハゼを花材に選びました。なんとなく好きってありますよね。この木は、僕にとってそれなんです。花屋で働くようになって見かけるようになったのですが、なんだか気になる存在なんです。初恋の女の子にむける眼差しのように、優しく見とれてしまうんです。僕の中の何かが、あの子はいいって判断するんです。あえて理由を探ってみるならば、ひとつひとつの葉の形や付き方、緑の色合いだったり、枝ぶりなのかな。まあ、こういうのは、あまり理由を考えなくてもいいのかもしれません。そう、単純に好きなんです。
今回、ナツハゼについて少し調べてみたのですが、どうやらブルーベリーの一種のようで、そう言われてみると、葉や枝ぶり、それに小さな実を付けるのですが、その実もよく似ています。この時期には、まだ青々としたその実も、葉の落ちる秋口には、ブルーベリーのように黒く変わり、味も美味しいかと言われると疑問が残るものの、甘酸っぱい味が少し似ている気がします。また、その名の由来にもなっているのですが、夏頃から葉がハゼのように見事に赤く紅葉します。その姿もまた美しいものです。そのナツハゼの枝を大きくガラスの花器に生け、さらに少し低く、もうひとつガラスの花器を使って、白いダリアの花とリキュウソウを合わせ、清々しい風を意識して生けてみました。
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梅雨の季節真っ只中、このジメジメとした空気をキリリと冷えたシャブリの辛口白ワインで吹き飛ばしていただければと願い、アプレミディ・グラン・クリュでは、7/1(火)〜7/17(木)までの間、ドメーヌ・ラロッシュのシャブリ・プルミエ・クリュをなんとグラス¥1,050でお出しするという、お得なフェアを開催いたします!
ラロッシュは1850年に創設された歴史あるシャブリのドメーヌです。ブルゴーニュワインの格付けは、「畑」の質で決められますが、この白ワインは、特別な上質な畑(グラン・クリュ)の次のクラス、一級畑(プルミエ・クリュ)の称号を与えられています。色は淡い黄色で、新鮮な果実香が立ち昇ります。味わいは、程よい酸味とミネラル質に富んだ優雅なヴォリューム感があり、シャルドネ種の旨味を十分にお楽しみいただけます。さっそくオーナーの橋本も飲みに来て、普段はシャンパンと赤ばかりなのに、おかわりしていきました。このフェアは期間限定とさせていただきますので、ぜひお早めにご来店ください。この機会をお見逃しなく!
シャブリ・プルミエ・クリュ・レ・フルショーム ヴィエイユ・ヴィーニュ'05(グラス¥1,050)(フルボトル¥7,980)
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アプレミディ・グラン・クリュでは、2種類の自家製パンを、毎日こねています。1種類は、バターや牛乳もはいったリッチなフォカッチャです。 通常のフォカッチャは、弾力のある少し粗い感じですが、アプレミディ・グラン・クリュのものは、発酵を長時間とり、バターが生地となじんで、フォカッチャなんだけど、ミルキーで上品な仕上がりになっています。
もう1種類は、最近、試作を重ねて、やっと出来上がった、カンパーニュ(田舎風パン)です。北海道の国産小麦を100%使用して、イースト菌を最低限まで抑え、小麦本来の香りを最大に引き出したパンです。
私が昔、お世話になった先輩に教えてもらい、やっとみなさんにお出しするところまでになりました。先輩にも「美味しいよ!」とOKをもらい、ほっとしているところなんです。このパンも長時間発酵をしているので、小麦のパワーを改めて、感じる日々です。料理のお供に、ぜひ食べていただけたら、嬉しいです。
自家製パン(¥300)
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雨かと思えば晴れてみたり、東京は不安定な天気が続いています。先日、僕は、グラン・クリュのスタッフと山登りに行ってきたんです。早起きして、ピクニック気分で出かけたのですが、天気はあいにくの雨。どうやら雨男がいるようで。それでも毎日東京で暮らしていると、自然の中にいるんだという事実になんだか不思議と落ち着きを感じ、気持ちのいいものです。そうはいっても、やはり雨の山登りというのは、つらいもので、それはもう山との格闘、いや自分との闘いといった感じですね。そんな中、山を登っていて思ったのですが、雨の降る山の緑は、普段よりも色が深く、独特の神秘的な美しさがあるんです。それに香りがいいんです。雨のにおいと草の香りが重なって、実に緑を強く感じる香りがするんです。そんなわけで今、僕は、グリーンに夢中です。そこで今回は、数ある季節の植物の中でも、グリーンの美しいスモークツリーを主体に生けてみました。スモークツリー、けむりの木と呼ばれるこの木は、花が終わると、まるでけむりのようにふわふわと羽毛のようになり、独特の雰囲気になります。花市場に出回る時期は、短く、ちょうど今頃が見頃の植物です。さらにそこに、美しいグリーンの葉と実をつけたサンキライを合わせ、あの日の神秘的な山のように、深く、美しい自然のグリーンを、少しでも雨の山の中で僕が感じた緑の香りを感じていただければという思いを込めて、生けました。
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今回のグラン・クリュ通信は、最上級のカルヴァドス産地、フランス・ノルマンディー地方のブルイユ村で造られるブランデー、「シャトー・ド・ブルイユ15年」のご紹介です。
このカルヴァドスのエチケットに描かれた「シャトー」は、16世紀初頭に造られた歴史的建造物がトレードマークになっています。アプレミディ・グラン・クリュのイメージを象徴していると言ってもいいくらい、お店ではその存在感を堂々と放っていて、オーナーの橋本も僕も思い入れのある1本です。
原料であるリンゴはすべてノルマンディー地方の農家のもの。15年以上の熟成から得られるタンニンの風味を感じさせながらも、フレッシュなリンゴを連想させるとてもリッチで官能的な味わいです。
食後酒としてはもちろんですが、ノルマンディー地方のブリやカマンベールといった白カビ・タイプのチーズとのマリアージュが特に最高です。
7月末までこのシャトー・ド・ブルイユをなんと¥310オフの¥1,470でお飲みいただけますので、ぜひご来店いただき、ごゆっくりとお楽しみください!
シャトー・ド・ブルイユ15年(¥1,470)
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なんで空豆はこんな名前なんだろう? 随分前から気になっていたけれど、調べる機会がなかなかありませんでした。
この食材にもお世話になっているのに知らないなんて失礼だなと思い、調べてみることに。
すると、サヤが天に向かって伸びるように生えるので、「空豆」というそうです。なんだか想像してしまいます。5,000年以上前から、古代エジプト、ギリシャなどで栽培されていたようなので、天に向かって生えている姿も、何故か納得できるような気がします。まさに、古代文明を支えたパワーのある食材なんです。
空豆の旬は、5月〜6月。桜の咲く2か月後がその地方での空豆の旬と言われています。店頭に出回る期間は短く、はっきりと季節を感じることができる食材です。
今回は、冷たいポタージュに仕立てました。
空豆は、軽く茹でてから低温のオーヴンに入れて、水分を飛ばします。こうして凝縮した空豆のスープが産まれます。ポロ葱の甘みと空豆の味が溶け合う、優しい味になっています。
季節を感じるポタージュをぜひ、召し上がっていただきたいです。オーナーの橋本も、いつもカップでゴクリと飲んでいきます。
空豆とポロ葱のポタージュ(¥630)
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そろそろ少し憂うつな雨の季節が始まります。そんな頃に、美しく咲くあじさいは、雨を情緒ある風景へと変えてくれる不思議な魅力のある花です。最近では様々な色のものがありますが、やっぱり中でも青いあじさいは、とても美しく僕の大好きな花のひとつです。
昔、花屋で働いてた頃、よくこの時期、あじさいの植え込みをやりましたが、すごくおもしろかったのが、しばらくして、その植え込んだ場所に行ってみると、花色が、それは美しく、そう衝撃的な美しさというべきでしょうか、なんともいえない花色に変わっているのです。ですから、植え込みをするたび、今度はどんな風に変わるだろうと、密かに楽しみにしていたものです。
みなさんも機会があれば、花屋さんで買ったあじさいを植えかえてみると、おもしろいと思います。
今回は、薄いブルーのあじさいと白いブルーが少し入ったあじさいを涼しげなキボウシの芽と合わせ、マッスに活けてみました。
雨が多いこの季節ですが、美しいあじさいが咲くのもこの季節なので、仕方ありませんね。あさじいの美しさを思って何とか乗り切って行きましょう。
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今回はイタリアのスプマンテの代表的な品種、プロセッコ種100%のヴィニェトジャルディーノスプマンテのご紹介です。お店のワインリストのトップバッターでもあります。イタリアのスプマンテ専門評価誌(ベーレ スプマンテ)で'03から3年連続で最高評価を獲得しています。
今お店では'07をお出ししていますが、プロセッコ種の生き生きとした果実と花の香りという、ともすればありがちな特徴だけではなく、そこにしっかりとした深いコクも加わり、とても飲み応えがあります。
さらに、一番の特徴はその「泡」にあります。とてもきめ細かで力強く、泡の持続力に驚きます。これから始まるジメジメとした梅雨の湿気も吹き飛ばせるくらいの爽やかさがあるのです。しかもこの美味しさで、このお手頃価格! とてもコストパフォーマンスに優れたスプマンテだと思います。自信を持ってお薦めする1本ですので、ぜひお試しください!
ヴィニェトジャルディーノスプマンテ(フルボトル)(¥5,800)
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もうそろそろ梅雨の時期に入りますが、みなさんはいかがお過しでしょうか?
私が小さい頃は雨がとても嫌いでした。地球にとって、食べ物にとって大事な雨とはちっとも知らずに。今では世界中で地球温暖化が問題になっています。自分達が食べるご飯はどうなってしまうのだろうと不安に感じてしまいます。この梅雨の時期の雨には、感謝せずにはいられません。今、アプレミディ・グラン・クリュでは、「旬の季節野菜の盛り合わせ バーニャカウダソース」をご用意しています。
太陽の恵みで育った野菜を素材ごとに、グリルしてみたり、ボイルしてみたり、ソテーしてみたり。
有機人参、カブ、谷中生姜、パプリカ、カボチャ、ゴーヤ等々。あわせて約10種類ほど野菜を盛り合わせています。ソースは、にんにくの臭みを牛乳でとりのぞき、アンチョヴィと合わせたバーニャカウダです。
この一皿だけでもきっと満足いただける一品になっていますので、ぜひお試しを!
旬の季節野菜の盛り合わせ バーニャカウダソース(¥1,050)
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先週から続いた雨のせいもあってか連休明けの渋谷の街は、少し落ち着いた様子です。そろそろ季節としては、初夏と呼ぶべきでしょうか。この季節に上品な香りとともに少しピンクがかった薄紫色の花を咲かせるライラックのご紹介です。
ヨーロッパでは、古くから愛されてきたこの花は、フランスでは“リラ”と呼ばれ、“リラの咲くころ……(一番いい季節の意)”なんて表現されたりもします。そうそう、もう結構前になるけれど、『Cafe Apres-midi Lilas』に使われていたリラです。
また、日本では北海道・札幌の大通りにたくさんライラックの木が植えられていて、ちょうど今頃から美しく花を咲かせているのではないでしょうか。
今回は、2メートルを越える大きく、花づきも美しいライラックの枝が手に入ったので、ガラスの花器に足元を引き締めるためにブラックリーフを生け、そこから大きく、まるで初夏の青々とした空によく映えて美しい、グリーンの葉とリラ色の花が風になびいていて、なんだか僕は清々しい、晴々とした気分で前を向いて歩いていく。なんて感じで生けてみました。
リラの咲くころ、アプレミディ・グラン・クリュで美味しい食事とワインを飲む。なんて最高だ、と思っちゃいます。
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僕がワインを好きになったのは、多くの人がそうかもしれませんが、ボルドーワインがきっかけでした。 その頃は何の知識もなく飲んでいたのですが、レストランやバーでワインを注文するときに、“重めの赤”などと注文して、カシスのような熟した香りと程よい渋みの赤ワインを好んで飲んでいました。
そのうち自然に、フランスのボルドー地方とカベルネソーヴィニヨン種という名前を覚え、さらにブルゴーニュ地方のピノ・ノワール種やイタリアワイン、さらにビオワインへと興味は広がっていきました。
その後、何度かテイスティングを重ね、お店では今、シャトー・シトランというボルドーワインをグラスでお出ししています。
カベルネソーヴィニヨン種主体のやはり“重ための赤”で、濃いめの綺麗なボルドー色と熟したカシスの果実味をお楽しみいただけます。
良年の'02はタンニンがとてもまろやかで、とても飲みやすく美味しいワインです。残り本数も少なくなってきていますので、ぜひお早めにお試しください。
シャトー・シトラン グラス(¥950)フルボトル(¥6,800)
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今回は、“ショコラテリーヌ”というデザートのご紹介です。
濃厚なヘーゼルナッツ風味の冷たいテリーヌの間には、ピスタチオを挟み、テリーヌ仕立てに仕上げました。生チョコを冷たく食べていただく感じでしょうか?
やっと春らしい季節を迎えて、ちょっと冷たいデザートを食べたい頃かもしれません。いちごとフランボワーズのソースを添えた濃厚な味わいは、デザートタイムだけでなく、食後酒と一緒にもいかがでしょうか。
ショコラテリーヌ(¥780)
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暖かい日々が続きます。コートを着て出かけていた日々が懐かしいぐらいに。さて、世間は、ゴールデンウィーク。休みの人も仕事の人も様々でしょうが、僕はというと、もちろん仕事です。花屋は、この時期、忙しいんです。そうそう、母の日です。母の日というのは、元々、アメリカの女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが南北戦争終結頃、夫や息子を戦場に送るのを拒もうと「母の日宣言」として始めた運動に由来していて、その運動は広まらなかったものの、ハウの死後、その娘が亡き母を偲んで教会で白いカーネーションを贈り、その翌年、母を思う日として賛同した人々がハウの好きだった赤いカーネーションを集まった人々に配ったのが、世界中に広まったきっかけなのです。また、その風習とともにカーネーションも世界に広がっていきました。そんな母の日に思いを寄せて、ひときわ目を引く鮮やかな濃いピンクのカーネーションに、気品のある白いコチョウランを合わせ、少し可愛らしさをとハランの葉を丸みをもたせ、ガラスの花器に生けました。
また、母の日のギフトとして、カフェ・アプレミディ、アプレミディ・グラン・クリュ、アプレミディ・セレソンの店頭およびお電話において、フラワーギフトのご予約を承っています。S¥3,150、M¥4,725、L¥10,500の3種類をご用意いたしました。美しいピンクの花々を中心にカーネーションを使ったアレンジメントで、大切な気持ちをお届けしたいと考えていますので、ぜひご予約ください。5/11(母の日)着につきましては、5/6をもってご予約を締めきらせていただきますので、お早めのご発注をお待ちしております。
カフェ・アプレミディ03-5428-0510
アプレミディ・グラン・クリュ03-5428-5121
アプレミディ・セレソン03-5428-5711
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今回のグラン・クリュ通信は、お店のワインリストからぜひお試しいただきたいボトルワインのご紹介です。南イタリア・モリーゼ州のティンティリアという赤ワインです。モリーゼ州はワイン的に見て、イタリアの中では最も後進的な州ですが、近年このティンティリア種(品種の名前がそのままワインの名前です)がイタリア内外で注目され始め、とても人気の高い赤ワインになり、もともと本数も少なくお店でもしばらく切らしていましたが、最近やっと再入荷しました。僕も個人的に、味はもちろんそのエチケットも大好きな1本です。ティンティリアはイタリア語で「染み」という意味があり、エチケットはワインの染みのようなデザインになっています(しかもエチケット右下の染みはモリーゼ州の形です)。ミディアムボディですが、色はしっかりとした紫がかった濃い赤で、グラスにあけたとたんに赤い果実香が美しく広がります。味わいも心地よいタンニンとブラックベリーのアロマがよく感じられます。とても飲みやすいワインなので、料理にも合わせやすく、前菜からパスタ、主菜と通して一緒にお飲みいただける1本だと思います。表情の変化も時間が経つごとにまろやかになり、後半はとても優しい果実味の広がりをお楽しみいただけますので、ぜひ気軽にボトルでお試しください。
ティンティリア (フルボトル)(¥6,300)
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ワインをゆっくり飲みたい時ってありますよね。 しっかり食事と一緒のワインもいいけれど、時間をゆっくり楽しむのも私は好きなんです。
そんな時に“鶏レバーのムース”はぴったりです。
パンにつけて食べてもいいし、添えてあるイチジクのコンポートとも相性は抜群です。
臭みの少ない鶏レバーを発酵バターとお酒とともに、ムース状にして、低温で火を入れています。臭みが本当に少ないので、どこかフォアグラを想わせるようななめらかさです。思い出したら食べたくなってしまいました。
皆さんもぜひ!
鶏レバーのムース キャラメルソースがけ イチジクのコンポート添え(¥1,260)
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桜が散り、早くも木々は、葉を繁らせています。若葉の頃とでもいうんでしょうか。代々木公園に植えられたケヤキの木々が春風になびく姿は、じつに清々しいものです。
今回ご紹介するのは、サトイモ科の植物で、最近では、ウエディングの花材としても人気のあるカラーです。元々は、南アフリカ原産の植物で、日本には、江戸後期にオランダから入ってきたようです。そのため、和名は、「和蘭海芋(オランダカイウ)」とつけられています。カラーの語源はというと、花のように見える筒状の部分(がくが変化した苞と呼ばれる部分で、実際には、その中に包まれた棒状の黄色部分が花)が、修道女の衣服の襟(カラー)に似ているところから来ているようです。特に、今回は、1メートルを越える長く、しっかりとしたものが手に入ったので、すらっと美しい曲線を描いた薄いグリーンの茎を大事にしようと、滑らかなフォルムの白いガラスの花器に同じサトイモ科のアンスリュームの大きな葉を生け、地面から育ってきたような力強さと優美な姿を表現できればと思い生けました。
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4月も後半に突入し、気温もぐんぐん上昇し春真っ盛りの中、お店にも新しいシェフを迎え、とても新鮮な空気が流れています。メニューの方も定番のカルパッチョや、ホタテとスモークサーモン、アヴォカドのタルタル、旬のホワイトアスパラガスのソテーなどの前菜をはじめ、魚や肉を使ったパスタや主菜の新メニューも加えて、さらに豊富になりました。
今回はそんな前菜とぜひご一緒にお試しいただきたいワインのご紹介です。 イタリア・トスカーナ地方のキャンティワインを語る上で、とても重要な存在のバローネ リカゾーリという造り手のトリチェッラ トスカーナという白ワインです。キャンティワインの銘手、バローネ リカゾーリが造る唯一の白ワインで、白ワイン用の葡萄畑、トリチェッラで栽培されたシャルドネ種のみを使用しています。トスカーナのシャルドネ種の重厚なイメージではなく、とてもスレンダーでトロピカルフルーツを連想させるような芳醇な味わいとエレガントな風味のワインです。少し冷やして食事のたびに飲みたくなる、春にピッタリなおすすめワインです。ぜひお召し上がりください。
トリチェッラ トスカーナ(グラス)(¥950)
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4月を色で例えてみると何色なんだろう。通り抜ける風も気持ち良く感じるそれは、オフホワイトなのかな、と。その時期の旬のものと通じる色合いなのかもしれません。今、お店の冷蔵庫には、ホワイトアスパラが静かに眠っています。今回は、佐賀県産のフレッシュなホワイトアスパラガスが入荷しました。グリーンアスパラに比べ出回る量はぐっと少なく、今しか食べられない旬な食材です。グリーンアスパラとホワイトアスパラは同種のものですが、栽培方法の違いで、皮の色が異なります。日光を受けて育つグリーンアスパラは、クロロフィルによって、茎の色が緑になる一方、ホワイトアスパラは、土を盛って育て、直接日光を浴びないように栽培するため、白い色になるのです。あの特有の甘さとほろ苦さは、この短い時期しか味わうことができないからこそ、より一層、美味しく感じるのかもしれません。今回は、ホワイトアスパラと一緒にリードヴォ−をソテーした一品をご用意しています。あのホワイトアスパラのみずみずしい食感と、柔らかいリードヴォ−をぜひ、この季節に召し上がっていただきたいです。
ホワイトアスパラガスとリードヴォ−のソテー(¥1,680)
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全くいい季節だ。サクラが咲き乱れ青い空に心地よい陽射し。先日、仕事で東京大学なるところに出かける機会がありました。建築家・安藤忠雄氏設計による新キャンパスの開校レセプション・パーティー。安藤氏による特別講演も行われた。過去設計された建築物の写真を見ながら話は進められ、瀬戸内海オリーブ基金やら自然光を取り入れた住宅、サクラ公園など自然共存的安藤哲学に、花屋でもある自分としては共感を覚えた。また、同氏の関西の気さくなおいちゃん(敬愛を込めて)的人柄にも、魅せられました。
新キャンパスの脇に切られることなく植えられたイチョウの巨木。建物に突き刺さるほど近くに今も堂々といる姿を発見して納得させられた。昼食後少し時間が取れたので、校内散策に出かけた。関東大震災後再建されたという校舎は、どれも趣のある建物で、木々は大きく繁り、まさに夢のキャンパスライフといった感じだ。しばらく歩いていると、図書館があり、見学コースなるものがあったので好奇心に誘われ中へ。小泉八雲の大理石のレリーフやら英国王ジョージ五世から寄贈されたシカの剥製、インドの哲学者タゴールの巨大な肖像画